ご報告が遅くなりましたが、去る11月14日にベトナムのPhu Yen州の州都であるTuy Hoa市の人民委員会で行われた、僕らのマグロプロジェクトの政府からのライセンスの授与式典の様子を、写真を交えて報告します。

まずは11月13日、ベトナムの首都ハノイから、早朝のベトナム航空国内線で、Tuy Hoa市に飛び、その足でPhu Yen州の人民委員会を訪れました。お待ちいただいていた、人民委員会のクー主席、知事、副知事、計画開発局の局長等々の幹部の皆様にご挨拶。同行して頂いたCFISのThang所長の通訳で、今後に向けての決意の表明をさせて頂きました。
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そして翌日の朝の10時から、人民委員会大ホールで、関係者、マスコミ等を集めて、盛大に授与式典を開催するとのご案内を頂きました。
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上の写真が、11月14日に授与式典で授与された、僕らのベトナム・マグロプロジェクトの事業ライセンスです。
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Phu Yen州人民委員会クー主席から、事業ライセンスを授与されているところです。
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ベトナムの民族衣装であるアオザイを着た人民委員会の女性職員代表から、お祝いの花束まで頂きました。
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事業ライセンスを頂いたお礼と、今後に向けての決意を話している僕の写真です。もちろんベトナム語では無く、英語ですよ。
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式典終了後、関係者の皆さんと記念写真を撮っていただきました。
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式典終了後、駆けつけた記者団に取り囲まれて、インタビューを受けているところです。この式典の様子はテレビでも全国に放映されました。

帰国後に多くの水産業者や、関連事業の企業から問い合わせを頂きました。多くの企業の皆さんは、今まで鉄の扉で閉鎖されていたベトナム領海で、外国企業に初めて扉が開かれた事に対する、驚きの声でした。これからも、ベトナム領海で単に漁業の操業を行うだけのライセンスは取るのは極めて困難だと思います。僕らのプロジェクトは、ベトナムの漁業の近代化と、ベトナム漁民の生活向上に資する為に、日本の進んだ技術をベトナム漁民に移転する事が目的です。その為に日本の漁船と経験豊富な専門家を派遣し、ベトナム漁民と共同で、マグロ漁の近代化を進める事に取り組む訳です。

また、進展状況は逐次ご報告します。来週はまた1週間ベトナム出張です。