10月の23日から25日まで、超過密スケジュールでベトナムの経済の中心都市であるホーチミン市に出張してきました。夜行便で26日の朝に成田空港に帰国すると言う駆け足出張でしたが、大きな成果が有りました。ベトナム最大の照明器具メーカーであるDien Quang社(元国営企業で現在は民営化し上場企業)と、僕の関係する日本のLEDメーカーであるアクトグリーン社とのLEDランプの合弁事業計画は、昨年の8月にスタートして、先月はDien Quang社のHung社長をはじめとする調査団が韓国のアクトグリーン社のLED製造工場を視察し、一気に合弁事業プロジェクトは盛り上がりました。
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Dien Quang社のHung社長と僕のツーショットです。Hung社長はまだ若いですが、独特のオーラを感じさせる優秀な方です。海外留学も経験され、英語も堪能で、ベトナム語を話せない僕とも英語でのコミュニケーションは全く問題が有りません。
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ホーチミン市郊外にあるDien Quang社の蛍光灯の製造工場を視察する韓国工場の技術者達です。この工場では様々な蛍光管を製造しています。LEDランプのアッセンブリーに必要な設備は充分である事が確認されました。
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蛍光ランプの基盤の組み立てとテストをしている女子工員たちです。
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LEDランプの合弁事業プロジェクトで僕が作った「基本枠組み合意書」にサインをして握手をする、アクトグリーン社の岡野社長とDien Quang社のHung社長です。
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その夜はHung社長のご招待でベトナム料理のレストランでディナーを頂きました。Hung社長とVinh副社長です。
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このベトナム料理では、僕はその存在は知っていたのですが、今までお目にかからなかった、珍しい料理に出くわしてしまいました。ゆで卵と思って殻を割ってみたら、何と中から雛の頭と羽と足が出てきたのです。孵化する寸前の卵を茹でたものなのですが、とても可哀想で、残念ながら僕の喉は通りませんでした。
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次に出てきたのがカタツムリでした。ベトナムはフランスの植民地の歴史が100年あるのですから、エスカルゴ料理、つまりカタツムリの料理があって当たり前なのですが、そのカタツムリは、日本のカタツムリと違って、やたらとでかいのであります。ピンポン球より二周りくらい大きい感じで、その大きさに圧倒されます。でもこれは食べてみたらとても美味しくて、また機会が有れば食べたい食材の1つになりました。

いずれにしても電力が不足しているベトナムでLEDランプを製造普及ができ、周辺諸国や日本にも輸出ができるようになれば、ベトナムにとって国益に繋がる話ですから、Hung社長の強い決意でスタートしたこの合弁プロジェクトは、是非成功させなければなりません。これからが本番ですが、全力で取り組みます。