大阪に仕事があり、久し振りに池田市にある自宅に泊まりました。大阪の池田市と言えば、あの忌まわしい教育大付属小学校での児童殺傷事件を思い出す方が多いかもしれませんね。阪急電車の池田駅は梅田から25分ほどの便利なところですが、五月山を背後に控えた自然豊かな暮らしやすい街ですよ。池田市長の倉田さんは５期目の当選を果たしましたが、同じ町内に住む古い友人で、共にボーイスカウト活動で頑張ってきました。そんな事もあり、私は東京暮らしが長くなっているのですが、未だに住民票は池田市に置いたままでおります。池田市の自宅はたまに帰ると、初夏の雑草が繁り、庭の植木も伸び放題、少しの時間をやりくりして、庭の手入れをしてきました。
主がいなくても、池のハスの花が見事な花を付けていました。
フェイジョアは雌雄異株なので雄株が無いと実を結びませんが、雌花が侘しく実を結ばない花を咲かせていました。
アジサイも各種ありまして、ブルーのガクアジサイの花も大好きです。
ピンクの多弁アジサイも可愛いですね。
ちょっと珍しい玉状の花を付けるアジサイは、鉢植えの花を地植えしたものです。
食べた枇杷の種を植えたら芽を出し、実を付けるまでに成長した枇杷の木も、たくさん実を付けていましたが、殆ど小鳥の餌になっています。
春に赤い花を楽しませてくれる小梅も、たくさん実を付けていたので、これは採取して、広口ビンに入れて、大量の砂糖をまぶして、梅シロップにしました。夏バテに効きますよ。
もう少しすると真っ赤に色づく、スモモも今年はたくさん実を付けていました。
梨の木も可愛らしい小さな実を付けていました。梨は人工授粉をしないと実を付けにくいと聞きましたが、昆虫が受粉のお手伝いをしたのでしょうね。
秋になり実が色づくと、たくさんの小鳥が毎日食べに来る柿も小さな実を結んでいます。
さて、この写真を見て何か分る人は相当に果物に詳しい人でしょう。栗の花の残骸です。庭に一杯に落ちているのを箒でかき集めて、ゴミで出しました。
まだ花の尻尾が付いたままの栗の実、小さな実ですが８月の下旬には大きな実を楽しませてくれます。
小さな庭ですがたくさんの果樹と花が、着実に季節の移ろいを見せてくれます。また来る日まで元気でいてくださいと、木々に挨拶をして東京に戻りました。