盲導犬育成支援活動を行なうべく立ち上げた「一般社団法人ライトハウス」ですが、この度の東日本大震災のあまりの惨状をみて、急遽被災者支援活動を優先して行なおうと言う事になり、東京、名古屋、金沢、福井等で街頭募金を行なった事は、前のブログで紹介しました。タレントの奈美悦子さんやゆうたろうさん等々も、積極的に応援をしてくれて、多くの善意を頂きました。善意を寄せてくださった皆さんに本当に感謝です。その善意を早く被災地に届けようと、被災地の行政と連絡を密に取り、今まさに被災者が本当に必要としている物資を様々に調達しました。その支援物資の総額は募金で集まった金額の約２０倍、2,000万円を大きく上回りました。一刻も早く被災地に届けようと、4月１２日に輸送部隊を編成して、午前５時、東京の衆議院議員会館前に集結。乗用車４台、２トントラック７台に支援物資を満載して出発しました。
当日、輸送部隊のお手伝いに集まってくれたスタッフは総勢２７名。その中には衆議院議員の城内実先生、タレントのゆうたろう氏等、超過密なスケジュールの中で、一日を空けて応援に駆けつけて下さいました。
まずは、東京から約６００ｋｍの岩手県盛岡市を目指して早朝の東北道をひた走り。途中のパーキングエリアで３回のトイレ休憩と運転手交代を行なって、午後１時に岩手県庁に到着。城内先生とスタッフを代表して一般社団法人ライトハウスの小川理事長が達増知事を表敬訪問。その後、車を連ねて支援物資の集積センターになっている「岩手産業文化センター」に向かいました。
広大な岩手産業文化センターには、全国各地から集まった支援物資の集積と、各避難所への配送が行なわれていました。
城内議員も自ら率先して支援物資の積み下ろしに手を貸して下さり、約１時間で車１１台分の物資の手渡しが終了しました。
衣類、衛生用品、飲料、食料、学用品、オムツ、粉ミルク、洗剤、使い捨て食器、調理器具等々、合計８３品目、約２０トンの支援物資もスタッフの努力で、次々と仕分けされ、それぞれの集積場所に降ろされました。
さて、その作業が終わったら、次は宮城県の松島航空自衛隊の基地の隊員達の慰労のための支援物資の配送に向かいました。臨時に派遣された隊員も含めて約２，０００人もの隊員が活躍する基地では、隊員たちは体育館で雑魚寝、不自由な生活をしながら、被災者支援に頑張っておられます。私たちの訪問に基地司令の杉山空将補も副司令の川口１等空佐も大喜び、大歓迎をしてくれました。
城内議員も隊員達と一緒に荷降ろし作業を手伝ってくださいました。
ここでも人気者のゆうたろう氏は杉山基地司令と将校食堂で夕食を振舞われて、喜んでいました。
まだまだ不足している各種物資。私たちはこれからもこの支援をやり続けるつもりです。
では又の報告をお楽しみに。