先週の土曜日から、僕の親しい友人達がスイスのチューリッヒに仕事で出掛けました。一週間チューリッヒに滞在をするそうです。僕が昔チューリッヒを訪ねて、もう15年近い歳月が流れました。日本の都市は15年振りに訪ねれば、大きく様変わりしてしまい、以前の面影を探すのに苦労するでしょうけど、チューリッヒのようなヨーロッパの歴史有る都市では、そう大きく街並みは変わっていないだろうと思いながら、懐かしくなりました。下の地図でご覧のように、チューリッヒはスイス北部にあり、スイス最大の都市です。
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スイスはドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインの五カ国と国境を接する国で、首都は中西部のベルン市にあります。スイスの言語は、公用語が4つあり、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つの言語が公用語としてが使われています。それぞれ国境を接する近い国の言語が、それぞれの地域で使われています。ちなみにスイス南西部の第二の都市ジュネーブではフランス語が使われています。ちょっとややこしいですよね。
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チューリッヒの歴史は古く、都市名の語源も、ローマ帝国の駐屯地であった時代の呼び名「Turicum(トゥリクム)」に由来すると言われております。もっとも「チューリッヒ」と言う読み方は日本語読みで、ドイツ語では「ツューリヒ」、フランス語・英語では「ズリク」、イタリア語では「ズリーゴ」と呼ばれています。初めて言ったときに「チューリッヒ」と言う呼び名がどこでも理解してもらえなくて困惑した覚えがあります。上の写真のようにチューリッヒ湖の北部にあり、湖から流れ出すリマート河が街の中心部を流れております。
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スイスに於ける金融、経済、商業、文化の中心地で、世界24位のグローバル都市、そして世界8位の金融センター(ヨーロッパではロンドンに続く第2位)でもあります。金融機関、投資家、投資ファンドが多く集まっていて、チューリッヒの投機筋は「チューリッヒの小鬼」と呼ばれて、国際金融市場に大きな影響力を持っている事でも有名ですよね。
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街並みは中世の面影を良く残した雰囲気で、国際サッカー連盟(FIFA)の本部をはじめとして、多くの国際機関も存在します。スイス人と言えば思い出すのが、伝説の英雄「ウィリアム・テル」、そして思想家の「ジャン=ジャック・ルソー」、赤十字の生みの親「アンリ・デュナン」、そして現代ではK1で活躍した」アンディー・フグ」、テニスプレーヤーの「マルティナ・ヒギンス」と「ロジャー・フェデラー」等々でしょうか。有名な国際中立国であり、国民皆兵の国で、それぞれの自宅には、銃器等の武器が保管され、一朝事有れば、直ちに武器を持った部隊が編成されて、国の守りにつきます。強力な武力を保持する事が中立を守る基本と考えられています。賛否色々有るでしょうが、どこかの国の若者や政治家にも、この位の気概が欲しいと思いませんか。
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チュウリッヒには国際空港が整備され、日本からの直行便もたくさん飛んでいます。またゆっくりとスイスに行きたくなりました。

では又、次のブログをお楽しみに。