ケニーのブログ
今日から急遽、香港に出張します。ベトナムから帰って、お盆を那須の両親の山荘で過ごし、それから大阪で仕事を済ませ、東京に戻り、腰が落ち着く間も無く、3泊の予定で香港に今夜の便で出かける事になってしまいました。

香港、正しくは「中華人民共和国香港特別行政区」が現在の名称です。1842年に南京条約で当時の清国からイギリスに割譲され、イギリスの植民地として発展を遂げてきました。現在は上の写真のビクトリアピークからの夜景でもお分かりのように、世界有数の近代都市になっております。1997年にイギリスから中華人民共和国に主権委譲が行われて、中国に支配権が戻りました。アメリカの外交専門誌「フォーリンポリシー」による世界主要都市ランキングでは、ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京に次ぐ世界第5位の都市になっており、人口は約700万人ほどとなっています。

「香港」と言う地名は、昔からこの地域が中国産の香木の集積地でここから海外に輸出されていた事に由来します。「香木の集まる港」で香港と呼ばれ、その広東語読みが英語化して「Hong Kong」となりました。中華人民共和国の実効支配する領土でありながら、流通する通貨は今でも「香港ドル」であり、中国の「人民元」ではありません。
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その香港ドルを発行しているのは「香港上海銀行」、「スタンダード・チャータード銀行」及び「中国銀行」の3行です。上の写真が香港上海銀行です。昔から東南アジアの交通の要衝であり、金融、流通の要として栄えてきたところです。
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上の写真が現在流通している「香港ドル」です。この香港ドルに関するうんちくは、香港から帰ってきてから、またこのブログで披露しましょうね。

では行って参ります。またブログで出張報告を致します。