この3日ほど、晴天と強風が続き、花粉症に悩まされていました。しかし大発見。あの「瞬楽ゴールド」で花粉症がピタリと治まるんです。僕の鼻声に気付いた即楽本舗の社長が、花粉症だったら「瞬楽ゴールド」を足の壷に貼れば直ぐに治りますよと、新発見の効能を教えてくれました。貼る場所は、両足の親指を除く4本の指の先っぽ、手の指で言えば指紋のある場所です、そして最後に足の親指は爪の外側面。両足合わせて計10ヶ所に貼れば、今までの鼻ズルズルが嘘のように消えてしまいました。「瞬楽ゴールド」をお持ちの方は是非お試しあれ。

さて今日の旅のお話は、地図で言えばオーストラリアの直ぐ上にある、インドネシアのジャワ島中部にある、ボロブドールの仏教遺跡です。
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ジャングルの中に忽然と現れるこの仏教遺跡は、カンボジアのアンコール遺跡、ミャンマーのバガン遺跡と合わせて、世界3大仏教遺跡と言われています。インドネシアの首都ジャカルタからは400kmも離れている上に、1814年にイギリス人のラッフルズ卿(シンガポールのラッフルズホテルで有名ですよね)によって、土の中に埋めて隠されていた遺跡群が発見されるまで、8世紀に造られてから1200年近くも、土に埋もれた知られざる大乗仏教の遺跡でした。インドネシアでは仏教徒は人口の0.4%しかいません。大半がイスラム教徒の国ですから、イスラム教徒による破壊を恐れて、仏教徒が土に埋めてしまっていたのだそうです。現にスカルノ大統領がこの遺跡群の素晴らしさを話したら、イスラム教徒によってたちまち一部が破壊されてしまったそうです。
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全体は大きく三層になっており、これは仏教に言う三界を表しています。基壇の部分が、人間の住む「欲界」、淫欲と食欲の二つの欲望に支配された人間界です。二段目の方形壇は「色界」で神と人間の混在する世界、二つの欲望は超越したものの、物質欲に支配される世界。三段目は「無色界」、欲望も物質欲も超越し、悟りに至った世界を現しているのだそうです。回廊は総延長5kmもある巨大な建造物で、合計1400を超えるレリーフが貼り巡らされていて、登場する人物像は1万人を超えるそうです。
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この遺跡に行き、下段から回廊を巡りながら、最上段まで登る過程は、欲望にあふれ、罪悪に満ちた世界から、禅定に達した世界へと移っていく、菩薩の修行を体現することになるんだそうですから、汚濁にまみれた現世から、悟りの世界を体験したいと思う人は、是非一度訪れてみてください。ジャカルタからはちょっと遠いのですが、バリ島からは飛行機で行けば近いので、バリ島に行く機会があったら、リゾートでのんびりするのも良いですが、仏心のある人は、スケジュールに組み込んでみてください。
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最上段の「無色界」まで登ると、この写真の世界です。全ての欲望を超越した菩薩の境地に浸れる事を、請合いますよ。ではまたのお話をお楽しみに。