今日の東京は快晴。風はまだ冷たいので肌寒く感じますが、でもいよいよ冬は終わり、春が目の前に来ているなって実感です。今日は東京でLEDの説明会、昼の部にはゲストさんとUP代理店さんが来てくださり熱心に勉強をしていらっしゃいました。はるばる静岡県の浜松からもわざわざおいで頂き恐縮でした。しばらくぶりの再会でよもやま話に花が咲きました。私のブログも読んで頂いているそうで、有難うございます。

さて、オーストラリアのコフスハーバーの続編ですが、今日は私が住んでいた家の庭に大木になっていたアボカドのお話をしましょう。もちろん皆さんはアボカドと言う果実はご存知ですよね。人によって好き嫌いはあるようですが、果実に脂肪が多く含まれ、その脂肪も不飽和脂肪酸ですから、いくら食べてもメタボにならないと言う有り難い果実で、森のバターとも言われています。
ケニーのブログ
くすのき科だそうで、大木は高さが25mくらいに成長します。二階の窓から手を伸ばすとちょうど食べごろのアボカドが取れました。朝食のトーストにバター代わりにぬって、いつも食べていました。もう1つマンゴーの木もありましたから、これが朝食のデザートの果物になり、釣ってきた魚とあわせると自給自足も出来そうでした。
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このアボカドはメキシコ辺りの中央アメリカ原産で、フロリダでもたくさん出回っていて、寿司のカリフォルニア巻きが有名でした。「アボカド」とは現産地の言葉で「睾丸」を意味するそうで、果実の形から何となく納得の名前ですが、それがそのまま日本でも名前になっているわけです。果物屋さんで女性がアボカドを買っているときに「睾丸」を下さいって言っているわけで、おかしいですよね。

「アボカド」が正しいんですよ。間違って「アボガド」と言うと、これはスペイン語で「弁護士」になってしまいますよ。コフスハーバー周辺にはアボカドの農園がたくさんあって、オーストラリア国内やヨーロッパに輸出されています。でも住民は庭にあるアボカドの木から自由に採って食べられますから、買う必要はありません。食べた後の種を半分くらい水につけておくと根を出し、やがて芽が出てきます。そしたら土に植え替えると育ち始めます。鉢植えでも育ちますが、実がなるほど大きくはできません。いちどトライしてみてください。日本に入っているアボカドはほとんどメキシコからの輸入が多いようです。その他にもコフスハーバー周辺では南洋の果実の生産が盛んで、少しずつ紹介をしていきますが、日本と季節が逆ですから、近くの柿農園に行くと、日本の春の季節が柿の収穫期で、大量の富有柿が収穫されているのを見る事ができます。この柿も主にヨーロッパに輸出されているようで、春に日本に持ってくれば売れるのになと思いましたが、オーストラリアは元々イギリス領でしたから、ヨーロッパとの繋がりが強いのは仕方がありませんね。しかし最近は日本を主要な貿易相手として意識し始め、様々なオーストラリア産の食品も出回るようになって来ましたね。

では、またコフスハーバーの続編をお楽しみに。