今日の東京は久し振りの快晴、風もなくておだやかな日差しが暖かい素晴らしい一日になりそうです。今朝は代々木にあるベトナム大使館に三宅会長と寄って、大使や公使にお会いし、懸案のビジネスのお話をしてきました。ベトナムでの新しいビジネスがようやく軌道に乗りそうな動きになってきました。

さて、今週はずっと東京にいましたから、ブログの更新も毎日できました。楽しい地球の旅のお話、三日続けてフロリダのお話をしましたから、今日からはアメリカ大陸を離れてオーストラリア大陸に行って見ましょう。

いま、ニコール・キットマン主演の映画「オーストラリア」が大変に話題になっています。この映画はオーストラリア大陸の北部、ノーザンテリトリーと言われる地域、ダーウィンと言う街を舞台にした第二次世界大戦の頃の、オーストラリアで牧場を経営するイギリス貴族の物語だそうです。私もダーウィンには二度ほど行っていますが、何しろ今でも住んでいる人の数より牛の数の方がはるかに多いと言はれる未開発地域です。第二次世界大戦で日本軍の航空部隊が空襲を行った街として有名で、その当時の戦跡が残っていました。日本の兵隊さんもこんな遠くまで空爆に飛んできたんだな~と感慨深かったのを覚えています。私が行ったのは牧場の売り物があり、約200万坪の牧場で、牛がおよそ2万頭いて、売値が3億円だったと記憶しています。しかし牧場に行ってみたのですが牛なんて何処にもいません。どうしてか尋ねたら、広い牧場のあちこちに散らばっているから、見たければ勝手に探せと言われてあきれました。ほったらかしなので、2万頭ぐらいはいるはずだけど、たぶん子供が生まれて増えているはずだと言うのです。そんな大雑把な飼い方をしているのです。

さて、表題のコフスハーバーですが、こちらはオーストラリアの首都シドニーから北に540km、有名な観光地のゴールドコーストとシドニーの中間ぐらいに位置する、人口26,000人くらいの小さな街です。ニューサウスウェールズ州になります。小さな街ですが緯度はハワイと同じくらいで、温暖な気候に恵まれた良い街です。観光地としては国際的では有りませんが、オーストラリアの人にとっては、あまり外国人でごたごたしていない静かなリゾート地として愛されている街です。歴史は古く、オーストラリア開拓時代に、材木の輸出港として開かれたのが街の始まりと言われています。
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今は、背後に控える豊かな自然を生かした、農業、特にバナナの生産地としても有名です。何しろこの広大なバナナ園に一歩踏み込むと、周り中バナナだらけで出口が分からなくなり、私も何度も迷子になりました。
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バナナ園の入り口に巨大なバナナの看板があって、多くの観光客の記念写真のスポットになっています。
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その他にも皆さんがおなじみのフルーツがたくさんあります。アボカド、マンゴー、キーウィフルーツなどはいたるところで見かける事ができます。家の窓から手を伸ばせば、簡単にアボカドが取れるので、朝のトーストに塗るバターの代わりにアボガドを使っていました。

また、魚介類も豊富で、船を出して釣りに行けば、目の下50cmくらいの大鯛が入れ食いで釣れます。船釣りでは釣竿などは使わず、コイルに巻いた信じられないほどの太い釣り糸に、5cmくらいの魚の切り身を付けて、錘と一緒に海底に放り込んで待っていれば、大型の鯛や、大型のコチが次々と当って来ます。時には1mくらいの鮫が引っかかって大騒ぎになる事がありますが、素人でも簡単に釣果を上げることができます。

釣った鯛は刺身にしたり、粗身は粗炊きにしたりして、オーストラリアの友人にご馳走すると喜ばれました。

さて、次回からは、このオーストラリアの素敵なリゾート地、コフスハーバーの楽しいリゾートライフについてお話をしましょう。