人はなぜUFOを見るのか | コメント受付中

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6/6にアマゾンからお急ぎ便で到着した田口ランディ著「アルカナシカ?人はなぜ見えないものを見るのか」の20Pまで読んだが、ぐいぐいと吸い込まれて行く本だ。

この著者は森達也さんが取材した超能力者の会合の 「職業欄はエスパー」のTVにも写っているそうだ。  

職業欄はエスパー 森達也 1/6
 
   
 
職業欄はエスパー 森達也 2/6 
  職業欄はエスパー 森達也 3/6 
  
  職業欄はエスパー 森達也 4/6  
 
職業欄はエスパー 森達也 5/6   
 
職業欄はエスパー 森達也 6/6    
 

宇宙人はなぜ?地球に来ているのか?

結構、この本に吸い込まれて行く方が多いようだが、WEBでこの↓の方もオイラと同じように引き込まれた内の一人ダス


田口ランディ著「アルカナシカ?人はなぜ見えないものを見るのか」にはまる
田口 ランディ
角川学芸出版
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●●●●●●●●●●以下転記はじめ●●●●●●●●●●

本書はノンフィクションものだが最初からメチャ妖しいというか魅力的な話しから始まる。
1997年の暮れ、閉館後の池袋サンシャイン国際水族館を借り切って不思議なパーティが開催され、筆者の田口ランディもそこに居合わせた。筆者が作家としてデビューする3年前のことだったという。

なんとそのパーティはあのスプーン曲げで一世を風靡した清田益章氏などが集う「超能力者の忘年会」だったというのだから…。

しかし話しはジェットコースターのように全編が急展開し、息を飲んだまま吐くことを忘れてページをめくる…。

いきなりHAL9000型コンピュータやアーサー・C・クラーク、「2001年宇宙の旅」が出てきたと思うとポケットモンスターや出雲大社、UFO、スプーン曲げの話題だ。そして私が多少でも知っている人名だけでも膨大に登場する。

例えばMr.マリック、松任谷由実、坂本龍一、筑紫哲也、「神との対話」と著者のニール・ドナルド・ウォルシュ、ユリ・ゲラー、小林秀雄、ベルグソン、イチロー、フロイト、ユング、イマヌエル・カント、スウェーデンボルグ、マルティン・ルター、ジャン・カルヴァン、親鸞、マックス・ウェーバー、ニュートン、矢追純一、木村秋則(奇蹟の林檎農家)、アインシュタイン、苫米地英人、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)、アーネスト・フェノロサ、オーソン・ウェルズ、ゴーダマ・ブッダ、ピュタゴラス、エルヴィン・シュレディンガー、アドルフ・ヒットラーなどなど…。

だからもし貴方がこれらの人物のうち半分ほどをご存じなら本書は間違いなく面白いに違いない。

ただし本書の一貫したテーマは「人はなぜUFOを見るのか」にある。

UFOは変性意識状態時の幻覚なのか。それともシュレディンガーのいうように、そもそもがこの世のすべてのものは波動として存在し、私という観測者が見た瞬間にそこに形成されるものなのか…。

田口ランディも巻末に「その答えが東洋思想のなかにあるのなら、それを追ってみたい」と記しているが、私も量子論的思考は大乗仏教の見解のひとつでもある唯識と相通じるものがあると感じている。

本書を読んだからといって何かひとつの命題が解決できるわけではないが、日々コンピュータの前に座ってばかりいる1人としてはこうした読書でトリップするのもストレス解消になるので楽しいのである。

いや、まさしく「アルカナシカ?人はなぜ見えないものを見るのか」は書物によるトリップ体験のような面白さを味わった一冊だった。

●●●●●●●●●●以上転記おわり●●●●●●●●●●