また日産が意味不明なCMを作りました。

 

 

日産は過去にも、LEAFの加速力が凄い

 

と見せたくて、90年代に自分たちが

 

販売していた180SXと、加速競争の

 

CMを作りましたが、とにかくLEAFを

 

勝たせるために、セットはゼロヨン

(400mの競争)

 

のように見せながら、実際はダッシュ力

 

だけが良いLEAFが勝てる50mくらいの

 

距離で、しかも路面が濡れていて180SX

 

はパワーを掛けられない状態にした上で

 

「LEAFは速いでしょ」と言うCM

 

でした。

 

 

その次のジェット機との競争では、

 

1968年製の古い機種との競争でした。

 

 

今回は44度のバンク角の付いたコースを

 

走るというものですが、それでいったい

 

何が言いたいのか、全く意味が分かりません。

 

静止画で見ると凄そうですが、バンク

 

と言うのは、水平なら横方向に働く

 

遠心力が分散されて、下方向にも掛かる

 

ことで、通常よりも高い速度のまま

 

コーナーを曲がるためのモノです。

 

 

こんなのはある程度の速度を出せれば

 

力が釣り合って安定して走ることが

 

出来ますが、それをコーナリング性能

 

の低いSUVや軽でやるのは、ただただ

 

ドライバーを危険に晒す行為だと思い

 

ます。

 

 

どうせ角度の凄さを言うのであれば、

 

過去にアウディがスキーのジャンプ台

 

を登ったCMの方が

 

 

余程インパクトがありましたし。