東日本大震災が発生してから、今日で
12年になります。
震災直後に比べれば復興は進んだと思いま
すが、残念ながら元には戻っていないと
思います。
この震災では大きな地震と津波で大きな被
害が出てしまいましたが、その津波によって
福島原発も被災してしまい、今でも事故処理
が進んでいない状態です。
放射性物質の大変なところは目に見えない
ことと、放射線が出さなくなるまでには
長い年月が必要という事です。
震災直後はTVなどでも食品中の放射線量が
基準値を超えたことを報道していましたが、
今ではすっかり見かけなくなりました。
だからと言って、チェックをしなく
なった訳でも、基準値オーバーが
無くなった訳でも無く、直近でも
3/7日にセシウムが基準値(100Bq)
をオーバーした食材がありました。
仕事の情報収集のために登録している
厚労省からのメールにリンクがあるので
たまに見ますが、猪の他に熊などの野生動物
や山菜やキノコなどでも時々基準値オーバー
が出ることがあります。
とは言え汚染された土壌を削り、新たな土を
盛ったところでは問題無いので、福島県産が
全部ダメだと安易に言うべきではありません。
放射性物質から出る放射線の量が半分になる
ことを半減期と言って、セシウム137では
30年ですが、プルトニウム239は2.4万年
もかかります・・。
震災からもう11年も経っていますが、
放射性物質に対しては全然足りないと
いうことでしょうか・・。