全国で昨年1年間にクルマにはねられて
亡くなった事故の内、96%のクルマが
ロービームだったそうです。
という事で、警察庁はハイビームだったら
歩行者に早く気付くことが出来て事故を
防ぐことが出来たと考えて、
秋の全国交通安全運動の重点項目
として「ハイビームの使用」を
呼びかけるそうです。
これは一見正しいように見えますが、
この96%と言う数字は、事故を起こした
クルマの中だけの数字であって、
その他多くの事故を起こしていない
クルマの数字がありませんので、
この数字だけをもってロービームが
悪いとはならないと思います。
もちろん道路交通法上はハイビームが
メインで、ロービームはすれ違いなど
の時に使うモノだと言う事も分かって
いますが、前を走っているクルマや
対向車が居た場合はロービームに
切り替えないと逆に「減光義務違反」
になってしまいますので、実際は
ほぼロービームで走る事になります。
ハイビームがメインというのも昔の
暗いヘッドライトや、街灯が少ない
時代のモノで、今の実情に合っていない
のかなとも思います。
法律も憲法も時代に合わせて
変えるべきでは?
