マレーシアGPの予選はQ2の最後のタイムアタックの

タイミングのスコールで、ライコネンがQ3に進む事が

出来ませんでした。




ホンダにとっては、予選のタイムが上がらず、

107%タイムを超えられずに予選落ちという

事にはなりませんでしたので恵みの雨と

いった感じです。


決勝も雨ならエンジンパワーの差が

埋まりますが、その場合もエンジンの

ドライバビリティやBBWのセッティングが

きちんとしている事が前提なので、この辺りが

ダメだと最下位を単独走行する状況に

なりかねません。


昨年、BBWのセッティングが決まらず

ライコネンがずっと苦戦していたマシンで

奮闘したアロンソならばマシンのマシンのハンデ

を多少は埋める事が出来るかもしれませんが、

今の期待はそこだけだと思います。



今回107%タイムをクリア出来なかったマノーは

昨年のマシンを改造して、それに2014年仕様の

エンジンを積んているので、現時点では全くホンダ

の脅威にはならなそうですが、もしシーズンの途中で

エンジンが2015年仕様に代わる事があると、

今年のフェラーリエンジンはかなり良くなっている

ようなので、逆転されてしまう可能性もあると

思います。



まぁオーストラリアで11台完走の中とは言え、

バトンが完走して11位になったので、マノーが

これ以上の順位を獲得するのは難しいとは

思いますが、昨年ポイントを獲得した事も

有りますので油断は禁物です。