来年からの参戦に向けて、少しずつホンダの


PUの情報が出始めました。



自分自身、免許を取ってからずっとホンダユーザー


だったので、F1ではホンダや無限を応援していて、


トヨタにははそれほど興味がありませんでした。




ホンダは第二期の活動中のターボエンジンの


'88年に16戦中15勝という記録を打ち立てましたが、


翌年にターボが禁止されNAに変わると共に徐々に


ルノーが台頭して来て、ウィリアムズルノーに


惨敗した'92年を以て撤退しています。



その後BARにエンジンを供給する形でF1に復帰し、


チームを買収してワークスチームになりましたが


成績が伴わず、次の年に移籍する事になっていた


バトンが残りたいと我儘を行った時に、それを支持して


代わりに日本人ドライバーの佐藤琢磨を放出し、


せっかく琢磨を乗せる為に亜久里さんが立ち上げた


スーパーアグリも支援するどころか足を引っ張り、


シーズン中に撤退に追い込んだ辺りで徐々に


気持ちが離れて行きました。



そして決定的だったのが2009年に向けてエントリーを


済ませていたのに2008年の12月に突如撤退を発表し、


チームをたったの1ポンド(147円)でロス・ブラウンに


売却してしまいます。



エンジンを失ったチームは急遽メルセデスのエンジン


を積んで、ブラウンGPとして参戦することになりましたが、


レギュレーションのグレーゾーン(自分はクロだと思っていますが)


を突いたマシンが序盤、圧倒的な速さを見せ、2009年の


ドライバーズ&コンストラクターズチャンピオンを


獲得してしまったのは皮肉なものです。



このチームを翌年ロスブラウンがメルセデスに売却し、


今年圧倒的な速さでコンストラクターズチャンピオンを


獲得したと言うのも、なんだか複雑な気持ちです。



正直言って、あんな辞め方をしたホンダが、まさか


またF1の世界に戻って来るとは思いもしませんでしたし、


以前のように応援しようという気持ちは湧いてきません。



これからホンダは私意外にも裏切ってしまった全世界の


ファンに対して本気で戦う姿勢を見せる事で、もう一度


応援して貰えるようにしなければならないと思います。



・・・が、今回の参戦にあったってもドライバーの人選


に関しては変なプライドがあるみたいで、


「勝てるドライバー」とは言いますが、


「日本人ドライバー」とは、やはり言いません。




元々可夢偉はトヨタ系のドライバーでしたが、


才能のある日本人ドライバーをなんとか支援


出来ないものかな・・。