昨日、F1開幕戦のオーストラリアGPが
ありました。
2年ぶりにF1に戻って来た可夢偉のレースは
スタート直後の1コーナーに向けてブレーキを
踏んだ時にブレーキトラブルによって減速出来ずに
マッサのマシンに突っ込んで終わってしまいました。
今年から回生量が増えたリアブレーキには
電子制御が許可されていますが、この制御が
上手くいかず、ブレーキをロックさせるマシンが
多くみられました。
そして、レッドブルに移籍直後に地元で2位に
入ったD.リカルドのマシンに燃料の使用量の
違反があったとして失格になったそうです。
レッドブルはベッテルが予選Q2敗退し、
決勝でもリタイアとやはりルノーエンジンに
足を引っ張られている状況がシーズンに
入っても続いています。
そしてシーズン前のテストの時から心配されていた
ルノーエンジンの信頼性が未だに確立されておらず
ルノー勢のリタイアが相次ぎました。
今はシーズン中のテストが制限されていますので
この状況は暫く続くと思います。
レース自体はいくつかオーバーテイクが見られましたが、
それは前を走っているマシンのブレーキミスによるものが
多く、F1らしくないように感じました。
そして1.6リッターV6ターボになったエンジンは
音質が低く音量も小さくなっていて、これまで
排気量の縮小や、V10からV8になった時とは
大きく異なり、低く籠った音はワクワク感が
大きく減ってしまいました。
見た目もアレですし・・・。
う~ん。
今の時点では今シーズンの大変更は失敗
だったように思います。
厳しい言い方になりますが、ルノー系のチームは
F1のクオリティに達していませんし。