BSCD2と言うのは
Blu-Spec Compact Disk 2の略で、
Blu-Ray Diskの材料や製造技術を使って
作ったCDの事です。
表面の精度が通常のCDの20倍と
言う事で、データの読み取り精度が
上がる為に高音質になる・・
との事ですが、通常のCDの読み取り精度が
音質に影響するほど悪いのであればPCで
使っているCD-ROMなんて、まともに
使えない事になってしまいます。
確かに出来るだけ正確に記録されている方が
良さそうですが、BSCD2を作る時に普通の
CDと同じ音源では無くて、より高音質の
音源を使っている可能性もあるので、BSCD2
だからといって音質が良くなるというのには
ちょっと疑問を感じてしまいます。
音質が良くなるというよりは、悪くなる要素を
取り除く事で、ピックアップの質が悪かったり
年数が経って性能が落ちた時でも出来るだけ
正しくデータを読めるといった所なんだろうと
思います。
それを考えるとBSCD2はオーバースペックな
気がしますが、真相はCDとブルーレイの
製造ラインをそれぞれ持つよりも、ブルーレイの
ラインでCDも作った方が維持費がかからない
という事のような気がします。

