雪道の上手な運転の仕方は、

「雪のある所を走らない事」

です。


雪道といいながら矛盾しているようですが、

交通量のある道路はきちんと除雪されていますし、

消雪パイプが設置されている道路は、道路から出る

水で雪が消えているので、出来るだけそういった

道路を選んで走るようにします。
プレリュードのブログ-111121_1845~020001.jpg



その次のポイントは

「右左折は信号のある交差点でする」

事です。


雪の無い時は信号が少ない抜け道を選んで

走ったりしますが、雪が多くなって来ると

道路脇の雪壁が邪魔になってクルマが見え難く

なるので、右左折は信号のある交差点でするように

した方が事故のリスクを減らせます。
プレリュードのブログ-120128_1459~010001.jpg



そして最後に雪の有る道路を走る場合は、

ハンドル操作、アクセル、ブレーキを

「バラバラに操作する」

ようにします。


タイヤというのは、アクセルやブレーキなどで使う

縦方向のグリップと、コーナリングに使う横方向のグリップ

があって、その合計が全体のグリップ(限界)になります。


タイヤのグリップ力(限界)が100だとして、

アクセルを踏んでその内の80を使ったとすると、
 
 100 ー 80  = 20

で、残りは20しかないので、この状態でハンドルを

大きく切って20以上のグリップを使ってしまうと

限界を超えて滑ってしまいます。


雪道の大変な所は限界のグリップが下がって、

しかもそれが路面状況や気温によって常に変化する

所です。


とは言え、今まで目にした雪道での事故のほとんどが

「前のクルマへの追突」

なので、雪道を運転する時は常に先の路面状況を見ながら、

前のクルマが急に止まっても対処できるだけの車間距離を取って

運転するようにする事が大切です。