イエメン旅行記【7日目】
ドバイ2日目。
砂漠へ行くサファリツアーは15時にロビーだったので、午前中は買い物に繰り出す。
と、いっても特に面白さも感じず。
というのも、最初からリゾート気分で来てるならともかく、サバイバル感覚(??)な旅行なので高級ブランドとか見る気にもならなくて~~
とりあえず、唯一気に入ったのはカルフール笑
そこで何を血迷ったか、人形を2体購入笑
でも1体1000円位だったし安いもんだよね。
皆のお土産もカルフールで大量購入。
バックパッカーはお土産にもお金をかけません笑
ランチを済ませてホテルに戻る。
15時にロビーへ。
ツアーのピックアップはまだ来ていない。
しばし待つ。
15時15分。
まだ来ない。
しばし待つ。
15時半。
まだ来ない。
しばし待つ。
・・・・・・。。。
来なすぎじゃね???
ここがどっかのアジアの国なら30分位は許容範囲かな?って気もするけど。
しかも料金前払いで領収書ナシって言われたのが、私の不安をかきたてられたわけで。
フロントに「来ないんだけど・・・」っていってもまぁ待て。と言われておしまぃ。
不安不安不安。。。
そんな不安をかかえて更に10分。
よーやくピックアップの車が。
乗り込んでみると誰もいない。
どーやら私が最初のピックアップだったよう。
・・・だったら定刻に来いっ!!!怒
その後、韓国人の5人組をピックアップし、いよいよデザートツアーがスタート。
ドバイの中心地から車で30分程?走ると、砂漠は突然姿を現す。
1本の細い道路の脇に当たり前のように砂漠が広がっている。
道から外れるとそこはすぐ砂漠だ。
ドバイの砂漠はところどころ草があったりする。
ずっと平坦な砂ではなく山になっている。
そこをランクルでガァァァァーーーーーッッッ!!!!!
っとかけぬける。
(ガァァァァーーーーーッッッ!!!!! っとかけぬけてる様子。車のBGMが著作権にひっかかるので無音でお楽しみ下さいw
・・・雰囲気でなぃな・・・orz)
超エキサイティングで、1人参加のくせに、外人ばりに「ウォーー!!」「Yeahhhhhhh!!!!!!!」と騒ぎまくりwww
レベル的に言うとオールウェイズビックサンダーマウンテン状態??
もちろんそういう場所を選んで走るわけだけども。
ちなみに、胃が少々ふくらんだ状態で乗ると確実にアレがあぁなって、あぁなります(←ご想像にお任せします)
ちょっと走ってはとまってエンジンを冷まして、写真撮って。
というのを何回か繰り返す。
この時時刻はだいたい17時前後だったかな?
気温は車についてる温度計によると44~45度位。
絶対バカだよ、この気温。
でも不思議と暑くない。
ぃゃ、暑いんだけど、暑苦しくない。
ようやく日も沈みかけた頃、突如あらわれた明らかに人工的な施設?で車がとまる。
そこで、夕食をとるらしい。
ここには、バギーがあったり、ラクダに乗れたり、食べ物飲み物があったり。これら全てツアー代に入っているのでfree。
イスラムの国では滅多に見かけないはずのアルコールもある(ただしアルコールはお金がかかる)
食事はちょっと一人は寂しいけど、時々スタッフが「楽しんでる??」と声をかけてくれるので、ハタから見るほど実際は寂しくはなかったww
太陽が完全に沈み、砂漠に夜が訪れると、ダリーダンスのショーが始まる。
砂漠でベリーダンス・・・。
そう書くといかにもアラビアンナイトだけど、「アラビアンナイト」という言葉がまったく似つかわしくない位人工的。
yemenの夜の方がよっぽど神秘的だった、というのが正直な感想だ。
それは決して砂漠ツアーが悪いという事ではなく。
むしろ料金(確か5000円位)以上の満足感を得る事が出来たのだが、先に訪れたsanaaの町並みがあまりに真実味を帯びているというか。重みを感じるというか。
sanaaの町はホントに数百年前にタイムスリップが出来る町。
そこから戻ってきたばかりの私にはどうにも人工的で滑稽にしかうつらなかった。
楽しい宴も21時位に終了。
22時頃にはホテルに帰着。
結論を言うと、このサファリツアーはドバイで過ごした2日間の中で何よりも満足の出来る体験だった。
野ラクダにも会えるし、砂漠に太陽が沈む姿、三日月と砂漠という組み合わせはなんとも感慨深い。
人工的だなんだと文句をいいながらも大満足で就寝。
いよいよアラビアの旅も明日で最終日を迎える。