古典
というものは
奥が深い
とよく言いますが
何を持って
奥が深いのか?
一つには
染み出しているかどうか?
ということではないだろうか
先日
日本の伝統芸能「能」の
発表会を見にいきました
師匠と生徒の違い
それは明確で
謡を読む
から
謡を歌えるようになるまで
相当時間がかかることなのだと
つくづく思いました
同じ舞台で同じことをやっていても
かたや
謡を読んでいるだけであって
節はついていても
情景が全く伝わらず
何を言いたいのかすらわからなくなってくるのに対し
師匠が謡うと
情景が見えてくるのである
不思議です
いかに理解して
それを積み重ねるか
その先でないと
じんわりと
本質が滲み出ることはないのだと思います
古典に限らずだとは思いますが
皆さんも
じんわり自分というものが
滲み出る何かを
やり続けてください
いつか誰かが理解してくれると思います
by. M.jay