沢山のライダーたちが、ペダルをこいでいた。
この場所には、平日しか来た事がない。
平日だから、ライダーは僕だけ。
たまに数名会う程度。
速いライダー、遅いライダー、様々なライダーに
自然とテンションが上がる。
一人の競技だからか、一般道ですれ違い際に軽く頭を下げる。これがまた気持ちがいい。
仲間意識がググッと上がる。
ここは道幅が広いから、会釈はないが、
それでも周回コース的な形になっているので、
テンションは上がる。
ウキウキ状態で練習中、逆車線に今年の東京マラソンで見たハンドサイクルの練習をしている人がいた。
腕だけでタイヤを回している。でも速い。
一瞬だったが、その懸命さに心が熱くなる。
またこの真夏、道路からの距離が近いから僕らより暑さは感じているはず。
凄い!
僕は熱くなる心を起爆剤に暑さを振り払い、ペダルをこぐ。
前方にさっきの人とは違うハンドサイクル車。
苦しそう。
この場合、バイクなのかランなのかと迷ったが、東京マラソンで見たのだからランナーだと思って、彼を右から抜き際に
「ナイスラン!」
と声を掛けてた。
相手は「おう!」と返事。
頑張れと念を送った。
そして、ありがとう。