深夜のアパートメントに奇声がこだまする。



「キィーーーエェーーーー……ムメンメンメンメンメェーーーォゴッ……ヌェーンスブッスブッッッスブブブ……マンマ」





かと思えば次の瞬間壁がドーンと鳴り、更には童謡「結んで開いて」が遠くで聞こえた気がした。








怖い話を聞くと部屋の隅っこが気になり出し、鏡も伏せ、部屋を密閉しないと眠りに就けないほど怖がりな方、ご安心頂きたい。


うちの夜は毎晩このような感じである。


一歳二ヶ月になる子供が夜中になると異常にテンションが上がり出し、毎晩だんじり祭りさながらの盛り上がりを見せるのだ。






子供のすることなのであまり目くじらを立てたくはないのだが、流石に2時3時ともなれば、明日の仕事やアパートの住人の方々の安眠、そして祭り主催者本人の成長について懸念してしまうのも致し方ないこと。





何とかして生活リズムを変えてあげたいところなのだが、やはり血は争えないのか、主催は完全なる夜型人間なのだ。


経験のある方はよくお分かりかと思うが、夜型を昼型に変えるのはなかなか至難の業。


今後地道な訓練が必要とされると思われ、ため息が出るのである。






しかし事は急を要する。


なぜなら、暴走する主催の横には修羅が寝ているからである。





眠りを妨げられし修羅、ここに降臨。


やはり相当お冠のご様子。


そして十分に蓄積されたそのエネルギー波を何故か私めがけて放ってくるので、毎回毎回私が低反発枕の如く柔らかく吸収している次第である。






そろそろ祭りも潮時であることに、主催者も気付いてもらえると色んな部分で助かります、私的にショック!
田舎で生きて行く上で、交通手段として車はなくてはならないものです。

ということで、最近車の運転に慣れようと練習しております。






最近、特に病院を出てから何かにつけてビビリくんになったからか、免許を取りたての頃はいかに無謀な運転をしていたか痛切に感じます。





しかし運転に細心の注意を払うのは至極当然のことなのですが、びびり過ぎるというのも考えものなのです。




優先道路を走行中に細い道と交差すると、子供か獣か何か飛び出してくるんじゃないだろうか。


暗がりでカーブミラーを見て何も映っていないのを確認しても、無灯火の車か自転車か獣などが突っ込んでくるのではないか。


信号待ちをしている人がいると、あの人は実は自殺志願者か当たり屋であり、ちょうど私の車が来るタイミングを虎視眈々と狙っているのではないか。


前のトラックの荷台が突然開き、段ボール箱や冷凍マグロや獣が飛び出しフロントガラスを直撃したら私は果たして躱せるのか。


更には、このキーを回すと車が大爆発するのではないか………。







ギランバレーのような病気で突然ヒトのカラダが動かなくなるように、生きるということは常に死と隣り合わせなのかも知れません。


全ての事象に対し、憂慮し配慮するのは賢い生き方なのでしょう。


しかしかといってネガティブになりすぎるのは、楽しい人生に水を差すことにもなりかねないので気をつけねばならないと思います。


カラダが動かなくなったからこそ見える道もある。



長い人生、ポジティブに生きていきましょー









ということで、明日のジャパンカップダートはエスポワールシチーから。

相手はテスタマッタ、バーディバーディ、ワンダーアキュートで万馬券狙いますビックリマーク

きっと当たるでしょうショック!
今日の夕御飯は、私の好物のひとつ「秋刀魚」でした。

秋の秋刀魚は脂がのっていて美味しく、更にこの時期は安く買えるので秋の焼き魚には最高の食材と言えます。




しかし食卓に魚がならぶ度、忘れられない思い出の1ページがめくられるのです。

ここは語らねばならないでしょう。

忌まわしきあの事件について………






あれはたしか、四年ほど前のとある寒い冬の日でした。その日は彼女(現嫁)とお付き合いして丁度半年の記念日にあたる日でした。

彼女はそういった何日目、何ヶ月目といった節目を大事にする性分で、一ヶ月、二ヶ月、三ヶ月、百日と記念していったら、一体一年で何回お祝いするのか頭を悩ませていたのですが、とりあえずその日はお祝いとしてフグのコースを食べに行くことになりました。

当時外食はだいたい私持ちだったので「フグは高いからまたにしませんか」と言おうとも思いましたが、かねてから彼女は事あるごとに「私はフグが好きだ、フグはうまい、フグを食わせろ、フグ」と言っていたのを思い出し、この日ばかりは言う通りにしてあげることにしたのです。というか私フグを食べたことがなかったので、一度食べてみたいというのがあったんですけどね。




予約しておいたお店は一見すると普通の小料理屋といった感じでしょうか。

割合安く食べられるお店でしたが、まばらにいる他のお客さんは夜のお仕事をされていそうな、私から見ればお金持ちであろう方々ばかり。緊張しつつ予約席に座りました。

そして料理を待つ間、
私「フグってどんなん?」
嫁「歯ごたえがあってコリコリしてるよ」
私「味は?」
嫁「あっさりしてる。鯛のお刺身とかに近いかも」
といった会話をしていたのですが、そこへ待望の料理が登場。

まずは突き出しとして、クラゲの酢の物がやって参りました。空腹の境地であった私達は一気にテンションが上がり、小鉢は瞬く間に空になりました。







正にその時、彼女は言いました。
「やっぱりフグはおいしいね!歯ごたえが違うわ~」







考えました。



フグ…?今フグと言わなかっただろうか?服?グフ?クラゲ?クラゲは今食った。フグは食ってないです。
ちょっと確認したかったので、店員さんに聞いてみました。
「これってなんですか?」「お通しのクラゲの和え物です」




嫁痛恨のミステイク。私は思わず吹き出しそうになったのをグッと堪えましたが、よく考えてみたら、フグを食べてもクラゲを食べても同じなら安いクラゲを食べていればいいもの。

そう嫁に告げると、「こういうのは、食べに来たっていう事実が大事なのであって…」と言われました。




三成に過ぎたるものが二つあり。
島の左近と佐和山の城。




私達平民にはフグは過ぎたるものなんでしょう。そういった高級な味覚は理解できないようです。

嫁ともども、今後とも慎ましく身の丈にあった生活を心がけたいと思いますニコニコ