先日、高齢者施設を訪問して、リップクリームを作るレクレーションを行いました
リップクリームを作るには、ミツロウや植物性オイルとかを使用するやり方もありますが、今回は簡単なワセリンと口紅を混ぜて作る方法で行いました
衛生面を考慮して、使い捨てにできるものはなるべく使い捨てにしました。
例えば、リップを塗るブラシや、ワセリと口紅を混ぜるヘラなど。
リップブラシは直接肌に触れるものなので、個人に1つ、これは良いとして、
ワセリンを混ぜるヘラ、これは直接肌にはつきません。
レクリエーションが終わり、ヘラやその他使った物をゴミ袋に捨てている私を見て
参加者のお1人が、「これ(ヘラ)捨てるの?]とおっしゃいました。
私は、「そうですよね、きれいにすれば使えるのですが、衛生面があるので…」
やり取りを見ていたほかの方が、
「私達の時代からしたらまだ使えるのにもったいない、でも、コロナから何でも
使い捨てになって。いいか悪いかは分からないけど、時代だから仕方ないよね」
と。
うーん、そうだよな~と、私も考えてしまいました。
もったいないことと、ヘラはプラスチックだったので環境問題も絡んでくるのかな
とか、でも衛生面や、安全なレクリエーションをとか、
ぐるぐると考えが巡ります。
そういえば、私の母は、破れたズボンもアップリケを付ければまだはけると
いって、(子ども心に少し恥ずかしかった)はいていたし、
物を大切に使っていたことを思い出しました。
時代は大きく変わり、使っては捨てることに慣れてしまった自分がいるのも事実です
が、「もったいない」と思う心、物を大切にする心は忘れないでいたいものだと
思ったレクリエーションでした
容器の蓋に飾りつけした、自分だけのリップクリームです
母の日(5月12日)に美容のプレゼントはいかがですか