8月24日から青春18切符を利用して、西への城めぐりの旅に行ってきました。
東海、近畿地域は何度か行っているので、今回は四国をメインにしました。
出来る限りたくさんの城を見るぞ!!
8月24日 23時10分東京発 大垣行 ムーンライトながらに乗車の予定が、出発前にちょっとゴタゴタがあって、予定よりも家を出るのが遅れた!!
夜行での長の旅なので、東京駅で夕食や翌日の朝食の弁当などを買ってゆつくりする予定だったのに、このままだと、出発5分前ギリギリの到着だよ!!
東京駅に向かう山手線の中で、どうしようかと焦りながら悶々とする。
と・・・・・・ん?と閃いた!
品川発なら23時18分と8分遅いうえに、今の山手線だと、東京に行くより手前の品川で降りる方が10分も早く着く・・・結果、出発まで25分も余裕が出来るじゃん!!!
と言う訳で、急遽乗車駅を品川に変更することにして、品川で降りる。
とりあえずお店を探して、駅弁を買おうとウロウロ。
品川駅の構内って、たくさんお店があるイメージだったけど、さすがにこの時間はほとんどシャッターが閉まっている。
唯一開いていたコンビニに駆け込むと・・・
食べ物が何もない!Σ( ̄ロ ̄lll)弁当の棚もおにぎりなどの棚もパンの棚も、ガラッガラで何もない・・・
ちょ・・・ちょっと待って・・・
駅の外のコンビニに行く余裕はあまりないですよ・・・
仕方ないので、辛うじて1個だけあったおにぎりと、酒のつまみ系の食べ物(ジャーキーなど)と缶ビールを買う。
とほほほ。
気を取り直して
ムーンライトながらに乗車!出発です。
ムーンライトながらの利用は2度目なので、なんとなく慣れました。
青春18切符は、最初の乗車から24時間で1回分有効だけど、24時間と言っても、日にちが跨ぐのはNG
0時~23時59分までなのです。
このムーンライトながらは、23時10分発なので、日にちを跨ぐ小田原までの切符を買って、小田原から青春18切符を使用するのが、利口なやり方です。
尚、青春18切符を利用する上での鉄則としては、1日に
2300円以上JRを利用しないと損するので、使う時は十分に料金を計算しましょう。
と、言っても、この
東京-大垣間の往復だけで、元々の切符の代金の元は取れるんですけどね(笑)
さて、大垣には早朝5時53分に到着、乗継5分なので、バタバタと隣のホームへ移動して、姫路行きの快速に乗り込みます。
午前10時16分 姫路到着!早速姫路城に向かいます。
実は城マニアと言いつつ、今まで姫路城には行ったことがありませんでした。
なんというか…食指が動かなかったというか…好みの城じゃないというか…黒くないから…(笑)
でも城好きの人がみんな「姫路城は良い」というので、今回食わず嫌いはいけないなと思っていったのでした。
おかげで、ミイラ取りがミイラになったのですが……
さて、駅からテクテクと歩いて大手門を目指します。

姫路城大手門の桜門
すごくいいですね。
内濠を眺めながら桜門端を渡って、この桜門を見る眺めは実に良いです。

冠木には立派な秀吉の家紋「五七桐」が輝いています。

門脇の石垣も実に良いですね。野面積みの良い石垣です。
この時点で、すでに私のテンションハかなり上がっています。桜門と石垣だけですでに何枚も写真を撮りまくっています。
そしてその先の三の丸から天守閣を見ると…

はい、大改修中です。
わ~~~ん!!
実は私、姫路城が改修中だという事をすっかり忘れていました!!
本来なら、ここから連立式望楼型5重6階地下1階の白鷺城の姿が見れるはずでした。
残念。
姫路城は、現存天守で、国宝です。
日本には現存天守は12城あります。
その内、国宝指定は4城。姫路城、彦根城、松本城、犬山城です。
そしてこの姫路城は世界遺産でもあります。
さて、天守へ向かうと最初にあるのが、

菱の門です。場内でもっとも大きな門です。

門の上部には、武者窓と華灯窓があり、細工も見事です。
素晴らしいですね。
こんなにきれいな門はあまり見たことないです。
桃山式の門になります。
菱の門をくぐると、三国堀という池のような四角い堀があり、その脇を通ると次に

いの門があります。
姫路城内には、実にたくさん門があります。いろはの名称で「る」まであり、更に「水の門」と呼ばれる門が5つあります。
それだけ敵が侵入しにくく、入り組んだ縄張りになっているという事です。
いの門を抜けると二の丸に出ます。
現在二の丸の建物はありません。ここから本来は順番的に「ろの門」へ行くところですが、天守閣改修中は、見学コースがちょっと違うようで、右に折れて「ぬの門」へ

写真左側が扇の勾配の石垣です。正面がぬの門と渡櫓です。

ぬの門と石垣です。
ぬの門は二重櫓門です。珍しい形です。
門脇の石垣には、結構大きな石が使われていますよね。
敵に脅威を与える為に大きな石を使ったという割れています。
厄払いの為の鏡石という説もあります。
大阪城の巨石は有名ですよね。
ぬの門をくぐった先には有名なアレがあります。

お菊井
そう、播州皿屋敷のお菊の井戸です。
あの「一枚~二枚~・・・一枚足りない~」と井戸の中から毎夜声がする…
お菊さんは、十二所神社に祀られて供養されています。
でもみんなこの井戸に群がっていました。やっぱり人気スポット?
さらに進みましょう。

りの門と太鼓櫓です。
太鼓櫓は場内でも見晴らしのいい場所にあり、時を告げたり、有事の時は戦いの合図を打ち鳴らす役目にあります。
そしてりの門をくぐると、天守閣はもうすぐです。

ちの門と番所櫓
この先には備前丸という本丸に匹敵する重要な場所へと通じるので、門の脇に番所を設けて、警備の武士が常勤していました。
だから門も、他の門と比べてとても小さく、人一人が通れるくらいのものです。

井郭櫓
井戸を囲むように作られた櫓です。
番所と同じく、警護の武士たちが詰める部屋のある櫓の為、流しの設備が設けられていました。
本来であれば、備前丸跡なども楽しみたい所ですが、この井郭櫓の先からすでに工事の足場が作られていて、ちゃんと見ることが出来ず

こんな感じ。
で、改修中の天守ですが、一切見れないと思っていたら、なんと中が見れるとの事!!

天空の白鷺
という事で、天守閣を覆っている足場となっている部分がひとつのビルみたいになっていて、その建物の中に入って、改修中の天守閣を見学できるというのです!
それもエレベーター付き。すごい!
一気に最上階へと上りました。そしたらすごい物を見れました。

目の前に、天守閣の最上部の屋根が!
それも瓦をすべて取られている状態です。
こんな物、一生に一度も見れないでしょう!!すごい!!
私、大興奮で、窓にへばりついて、30分ほど見入っていました。
もちろん観光客のおじさん、おばさん達はあまり興味の無い様子で、感動も無く、「ふ~ん」って感じ・・・
ちょww待っ・・・すごいじゃん!すごいんだよ!!

展望台からの眺め
今来た道がすべて見えますね。
いの門、ろの門、菱の門、三国堀、西の丸も見えます。
飽きることなく30分以上滞在した後、仕方なく降ります。
次は西の丸を目指します。

水の三門
この門は1~5まであります。

西の小天守

水の二門
門の先に見えるのは油壁です。

水の一門

腰曲輪の端の櫓
ここからずーっと長い渡櫓が続きます。

渡櫓の塩蔵
米とか塩とかを貯蔵した櫓です。

腰曲輪から見た乾小天守

ここの石垣には、「姥が石」というちょっと変わった形の石が紛れています。
これは秀吉が、姫路城の石垣を作っているときに、石が足りなくて困っていると聞いた城下で餅を焼いて売っていた婆さまが、自分が商売で使っていた石臼を献上したそうです。秀吉はそれをたいそう喜び、石垣に使用したという話がすぐに城下に広がり、国中から石が集まって、無事に石垣が完成したとの事。
実際、石垣の要所要所に、石棺の石とか、灯篭の石とかいろんなものが使われています。

姫路城に関わった家の家紋がびっしりと・・・黒田とか池田とかいろいろありますね。

油壁とほの門
油壁は、他の壁と違って茶色の壁です。
これは秀吉築城の際の名残と言われています。当時は漆喰は塗られてなかったのですね。

にの門
にの門記櫓の下をくぐる形になります。
今天守の方から外へ向かっているので、上の写真は、にの門を内側から見た形です。
地下通路みたいですよね。

にの門
表から見たにの門です。
こうして見ると、普通の門ですが不思議です。
この門は櫓の下をくぐると言いましたが、通路の天井が低くて狭いので、敵の侵入が難しいです。

にの門から、はの門へと向かう道から見た天守・・・っていうか大天守が見えたら絶景なのにな…

はの門に使われている灯篭の台座石です。綺麗な六角形ですよね。
こんな風に、いろんな石が石垣などに使用されています。
はの門を抜けて、そのまま出口には向かわず当然ながら西の丸へ

西の丸の渡櫓
西の丸は、姫路城城主、本多忠政(本多忠勝の長子)が、息子の忠刻が千姫を娶った時に、二人の為に建てた御殿がありました。
千姫とは、そう、今大河ドラマでやっている「江」のお江と徳川秀忠の娘で、豊臣秀頼の正室だった姫です。
大阪夏の陣で、豊臣家が倒された時、千姫は助け出されて徳川家に戻ってくるのですが、その後の事はあまり知られていません。
わずか7歳で、豊臣家に政略結婚で嫁がされ、その豊臣家を実家の徳川が滅ぼすという悲劇の姫君です。
燃え盛る大阪城から助け出された千姫は、江戸へと戻る事になります。
その江戸への道中、途中で立ち寄った桑名城で、当時桑名城城主であった本多忠政の息子忠刻に出会います。
憔悴しきった千姫を、忠刻が手厚く見舞い。二人は見初めあいます。
そう・・・この時代には珍しい恋愛結婚をするのです。
その後、本多家は姫路城に移封することになり、西の丸に若夫婦が住むことになります。
西の丸御殿は今はありませんが、渡櫓の中は見ることが出来ます。

渡櫓の中
いくつもの櫓と、櫓をつなぐ長い廊下で形成されています。
櫓には、家臣たちや女官の詰める小部屋がいくつもあり、なんか集団寮みたいな感じでした。

渡櫓からの天守の眺め

渡櫓の長局の先に、突然大きな扉があります。
これはここから先は、女官の部屋のある区域で、夜になると、この頑丈な扉がしっかり締められていたそうです。
男子禁制的な?

西の丸渡櫓の端に、化粧櫓と言う一角があります。
他の部屋と違い、その櫓の中の部屋だけは、作りや装飾などの内装が華美で、一際違っていました。
その為、千姫が使っていた部屋だろうと言われています。
千姫は、毎日の日課として、朝夕、この櫓から遠くに見える男山天満宮を遥拝し、姫路の安泰を祈願していました。その際に使用していた部屋だろうと思われます。
西の丸を後にして出口へと向かいます。

ろの門
ろの門を通って、最初に入ってきた、いの門⇒菱の門をくぐって外へ
いやあ…姫路城すごい!!ものすごく楽しかったです。
写真も80枚くらい撮りました!!
3時間くらい居たかな?でももっと居たかったです。
天守閣の改修は、平成26年完成予定だとか・・・
その頃また来ますよ。
まだまだこの日の旅は続くのですが、姫路城が長すぎたので、今日はこの辺で(笑)