どうしても書きたいことがあったので。
先日4月24日月曜日未明、
友人の一人が亡くなりました。
あまりに突然すぎて
いまだ信じられず気持ちの整理もついていません。
彼とはじめて出会ったのがいつだったのか、
はじめて会話をしたのがいつだったのか
今となってははっきり憶えていません。
そのくらい「いること」が当たり前の存在でした。
ひとつだけはっきり言えるのは
「SC相模原」というクラブが誕生していなければ
彼と知り合うことはなかっただろう
ということです。
「SC相模原」が県リーグにいた頃からクラブを見つめ続け、サッカーの見識も深く、ユーモアもあり、また誰に対しても優しく接することができた彼。
SC相模原のホームゲームで相模原ギオンスタジアムに行けば、カメラを持った彼と必ず会うことができ、
遠いアウェイの地に赴いても、練習試合でも練習見学でも、彼と顔を合わせれば、
いつも情報交換したり、そして冗談を言って笑い合ったりしてました。
それがいつもの当たり前のやり取りであり、
これからも当然続いていくものだと思っていました。
自分のサッカー観や試合の見立てと、彼の見解は一致することも多く、
ギオンスのホームゲームでは
試合前やハーフタイムに
メインスタンド脇で一服しながら
原田大輔さんや彼と一緒に、試合の選評やこのあとの展開などを話し合うのがとても有意義で、楽しい時間でした。
先日の福島遠征でも
隣りに座ってあーだこーだ言いながら一緒に観戦しました。
「内藤様を撮らないと怒られるから」と笑いながら相手GKのファンのために敵陣をパシャパシャ撮ってた彼。
福島からの帰りの新幹線の待ち時間には、
SC相模原の首位相手の健闘を讃え、二人で祝杯をあげました。
先週末の法政大学とのトレーニングマッチでも隣りに座っていろいろ話しながら観戦してました。
そのわずか二日後。。
今となっては
いつも通りくだらない冗談を言い合って笑って、いつも通り普通に別れたのが、
悔やまれます。
あまりに突然すぎるから。
もう彼と会うことも話をすることもできません。
彼のご冥福を心からお祈りいたします。
そして
彼の愛した「SC相模原」というサッカークラブをこれからも彼と一緒に見つめ続けて行きたいと思います。
西下賢司(にしした さとし)さん
(Twitterアカウント名:相模丑さん)
享年43歳
お通夜 4月27日18時
告別式 4月28日10時
葬儀会場 相模斎場