みなさまこんにちは!
Movie-Highway
編集部のTannyです
どうしても“泣きたい時”ってあるじゃないですか。
まさに今日、そんな感じだったのでもっぱら“泣ける”と評判の映画『余命一ヶ月の花嫁 』を観にいってきました。
(特になにかあったわけじゃないですよ!)
いやーしかしこの映画。
私は号泣でした。しばらく立てないほどに。。。
そもそもこういう「泣かす」ことを前提した映画にヨワイからかもしれませんが、すごく泣きました。
前半の病気が発覚する前のシーンも家庭用ビデオカメラのような自然な映像でとてもリアルです。
本物のカップルの同棲の様子をのぞいているかのようなリアルな映像と自然な会話。
ところどころほぼアドリブなんじゃないかと思うようなセリフの展開がありました。
主役の榮倉奈々ちゃんが意外にお芝居が上手で(失礼!)それもオドロキでした。
お客さんはカップルが多くて、ギャル系の若い女の子とチェケラ系の男子、っていう組み合わせが多かったです。
そしてなんとチェケラ系の男子が結構泣いてるんですよ。
終わってから「泣いてねーよ!」って半ギレでしゃべってる男子はなかなかかわいかったですね。
興行的にもヒットしている作品ですが、そもそもこれまでのたくさんあった病気で死んじゃう系の映画と根本的に違う点がこの映画にはあるような気がします。
それは、
「主人公が若干チャラい」
こと。
主人公の女性は元イベントコンパニオンでそのイベントを主宰していた会社に勤めていたのが相手の太郎さん。なわけで、性格が悪い言い方をしてしまうとふたりの始まりは、「自社イベントに来ていたコンパニオンに手を出したリーマン」。
実話ならではのこのちょっぴりチャラめの、もといそこすらリアルなはじまりがギャル系の女子とチェケラ系の男子を引っ張っている気がしないでもないです。
普段、ガンについて全く考えたことがなさそうな若いふたりも「他人事じゃねーぞ」ってな気持ちになるのかも知れませんね。
あぁ、なんだかとても嫌な事を書いてしまった気がしますが…。