NHKの100カメ
今回は「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」収録現場に潜入!ということで、べらぼうの舞台裏を見ることができました
先週の「べらぼう」は大文字屋(伊藤淳史)と若木屋(本宮泰風)が争うお祭りバトルがとっても面白かったんです
大文字屋市兵衛の伊藤淳史、ドラマが始まった当初は、珍しく嫌な役やってるなーと思ってたんですが、蔦重(横浜流星)にのせられて、儲け話に必死になる姿が愛おしくなってきました
お祭りシーンの前に、まずは瀬川(小芝風花)の美しい花魁道中の舞台裏。
見受けが決まって最後の花魁道中のシーン、綺麗でしたよね
これを撮ったのは昨年の夏なんですって。
スタジオのセットとCGの合成で撮ってるんですね。
その日は猛暑でクーラーも効かなくなり、35度だったとか
大変だー
暑さでお化粧もすぐ落ちてしまうというのに、口元アップが欲しいと言われ、メークさんがアタフタ
本番の前に助監督が代役で映ってるのも笑えました
小芝風花ちゃんは、公園の砂場で花魁の歩き方を練習してたら、不審者と間違われて即刻退散したとか
みんな努力してるんですねー。
そしていよいよ、祭りのシーン。
伊藤淳史・本宮泰風とも、ダンスは苦手そうで、猛特訓をしたようです。
横浜流星クンが踊ってみたいと言いだし、二人が苦労して覚えた雀踊りをものの数分でマスターしたのを見て「俺たち、あんなに練習したのに」って悔しそう
でも、あの下手さが笑いを誘いましたよね~。
エキストラも交えて総勢140人。
いかに面白く映すか? あれやこれや試行錯誤して大勢の人達を動かしているスタッフの苦労が偲ばれました。
ほんの3秒のシーンのために延々と待たされた喜三二こと、平沢役の尾身としのり
いつもワンカットだけのシーンが多いらしいですが、その準備に何時間もかけてるんですね。
俳優さんてほんと大変
これから、登場シーンが多くなりそうで、楽しみです。
後半、主人公の蔦重のシーンがやっと出て来ました。
祭りの日、普段と違う兄さん(中村蒼)の姿を見てどういう反応をしたらいいのか、スタッフに聞いたりカメラで確認したり、一つのシーンにとことんこだわる姿がカッコよかったです
この番組見て毎回思うけど、スタッフ一人ひとりの作品にかける思いれが素晴らしいです
本編では、俄祭りでのダンスバトルが連日続き、最後はお互いの傘と扇を交換して仲良く踊っておしまい
この時代の人たちって、普段楽しみがないから、祭りにかける情熱が凄いんですね。
そして争っていても、祭りをすることで仲直り。
現代に起きている争いもこんな風に、仲良しになれないのかなと思ってしまいました。
うつせみ(小野花梨)と新之助(井之脇海)が祭りの喧騒に紛れて、大門を出ていく姿も良かった。
お幸せに