一平は青鬼だったんですね
「日本一の最低男」最終話
ネタバレしています。
ライブ配信で長谷川区長(堺正章)のパワハラ動画を流した一平(香取慎吾)
長谷川区長は初めは抵抗してましたが、ついに区長選挙の出馬を断念。
後継者として黒岩(橋本じゅん)が立候補することに
一平と黒岩のネガティブ対決が繰り広げられました。
なんかねー。足の引っ張りあいで選挙やるのってむなしい
そこへ、もう一人の立候補者が現れました。
真壁(安田顕)でした
ここから、回想シーンになって、実は真壁が立候補するまでの一連の出来事は、一平と真壁が仕掛けたストーリーでした。
長谷川区長の不正を動画配信したとしても、それはフェイク動画だと言われたり、区長を倒すには一筋縄ではいかないことを、一平たちはわかっていました。
そして、自分より、今まで秘書として政治に携わってきた真壁が次の区長になるのがふさわしいと、一平は言いました。
一平は「泣いた赤鬼」という童話にでてくる青鬼になることで、区長を倒し、政治の腐敗を止めようと思い付きました
真壁が、そんなことしたら家族といられなくなるし、日本中に嫌われてしまうというと
「そういう自分が好き。いつも通りお前が勝てばいい」と真壁に言いました。
「一度もなかった。俺がお前に勝ったことなんて」と真壁。
二人の友情が感動的
「泣いた赤鬼」は、6話に出てきた「ごんきつね」同様、私も小さい頃読んで良く覚えています。
究極の自己犠牲のお話ですよね
一平は自分が「日本一の最低男」になることで、町を救いたいと決心したのです。
ずっと気になっていたタイトルは、こういうことだったんだ
真壁の静かに語りかけるような選挙演説も良かったです
高校の頃、友人と生徒会長選挙を争ったこと。
その時友人があげた公約が「いちばんすきでいられる学校」
それをパクッて「いちばん好きな自分でいられる町に」という公約を掲げた。
真壁の演説はみんなに好印象を持たれました。
一方の一平は、絶対こいつには投票したくない、と思わせる演説をしなければなりません
ブーイングも起きたけど、一平の真意をわかっている、正助(志尊淳)ひまり(増田梨沙)朝日(千葉惣二朗)都(冨永愛)、そして商店街のみんなの温かい眼差しがありました。
真壁は見事当選
一平は童話の青鬼同様、旅に出ちゃった?
と思いきや、最後「ただいまー」の声で終わりました。
良かった~
こんな結末のドラマだったなんて、始まったときはぜんぜん予想できませんでした。
久々の香取君のドラマ、最後まで見て良かった
二人の子役ちゃんたち、頑張りました。
熱演にウルウルしたことが何度もありました。
最終話は安田顕も魅せてくれました