ドラマ「笑うマトリョーシカ」最終話 | 虹色バス

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原作を読んでしまっていたので、ドラマの感想を書くとうっかりネタバレしそうで、最終話まで書けませんでした笑い泣き
 
「笑うマトリョーシカ」最終話
ネタバレしてます。
 
原作とドラマの大きな違いは、道上(水川あさみ)の父親が原作では登場しないところです。
なので、ドラマは父親の死の真相とBG株事件の追求と、よりサスペンス要素が強くなってたように思います。
 
清家一郎(櫻井翔)の母親・浩子を高岡早紀が演じたことで、存在感抜群でしたキラキラ
高岡早紀、若い頃の妖艶な姿と、年をとってからの薄幸なたたずまいを演じ分けてさすがでした。
 
道上は、ハヌッセンにこだわっていて、空回りしている感じだったのが残念あせる
終盤、話が停滞してしまったところもあって、11話は長すぎたかなーという気もします。
 
最終話、原作にはなかったのですが、道上が清家のブレーンになるところまでやってくれて、良かったですにっこり
 
道上が提案したとおり、即座に行動する清家驚き
さすがの道上も清家を操る快感に溺れそうになりましたが、山中(丸山智己)から「お前はジャーナリストとだろう?」と言われ、目を覚ましてくれてホッとしました。
 
 
最終話は、なんと言っても清家の独白シーンを楽しみにしてました。
「見くびるな!」がキーワードかな。
清家はなにもかも知ってました。
唯一清家を操ろうとしなかった父・和田島だけが、清家の心の拠り所だったのかもしれませんね悲しい
 
原作では、清家は実は冷酷で怖い人なんだというイメージが強かったですが、櫻井翔くんが演じた清家はどこか哀愁があって、彼の生い立ちを考えると可哀そうな気持ちにもなりました。
櫻井翔くん、ホント、はまり役でしたね拍手
これを機に政治家の役がたくさん来たりしてウシシ
 
首相公選制の導入というのも、原作にはありませんでしたが、タイムリーな話題ですよね。
とても民主的な方法な気もするけど、選ぶ側の責任も重大。
清家のように実態がなくて、常にブレーンを必要とする政治家に、だまされるんじゃないかと思うと怖いです真顔
 
ハヌッセンは誰か?あんなに引っ張っておいて、実は誰でもなかったというオチで、がっかりなところもあったけど、清家を通して、権力者の怖さと孤独が描かれていたのは良かったと思います。