冬のドラマではクドカンの「不適切にもほどがある」が、私の中ではダントツ一位でしたが、続けてクドカンのドラマが始まり、嬉しい悲鳴です
「季節のない街」
仮設住宅の「街」を舞台にした青春群像エンターテインメントということで、12年前の災害を「なに」と呼ぶ仮設住宅に住む人々のあれこれを、基本一話完結で描いていくようです。
この住宅に住むメンツが凄い
池松壮亮、仲野太賀、渡辺大地、三浦透子、坂井真紀、片桐はいり、濱田岳、ベンガル、荒川良々、MEGUMI、皆川猿時、⼜吉直樹、前⽥敦⼦、塚地武雅、藤井隆、鶴⾒⾠吾、岩松了等々、クセ強キャラ大集合です
主人公平助(池松壮亮)は、怪しげな男から、この街に住む人々の暮らしぶりを報告するという仕事の依頼を受けます。
仮設住宅に住みながらも、そもそも被災者なのかも怪しい住民。
実は平助の方が「なに」で家族を失った被災者なのでした。
初回は、「どですかでん」と叫び、見えない電車を運転しながら、毎日街を走っている六ちゃん(濱田岳)のお話
母は、<わんぱくデリカ>を営む母・くに子(片桐がいり)
「どですかでん」と叫びながら街をかける濱田岳の熱演に、思わず素で笑ってるっぽい池松壮亮が可笑しかったです
六ちゃんの奇異な行動も、街の人は普通のこととして、受け止めています。
六ちゃんが少女誘拐犯人に疑われた時も、そんなことあるはずがないと、街の人々が六ちゃんを仲間として受け入れているところが、なんだか嬉しかったです
原作は、山本周五郎の小説「季節のない街」
だいぶ前の作品ですが、舞台を仮設住宅に置き換えたとのこと。
映画にもなり、監督は黒澤監督!
タイトルが「どですかでん」
「どですかでん」ってなんか聞いたことがあるなとは思ってましたが、まさか電車の音だとは知りませんでした
クドカンは、このドラマをずっとやりたいと切望しており、テレ東とディズニーの共同製作でついに実現したそうです
なので、ディズニープラスですでに配信済みなんですね。
これから、街に住む人たちの悲喜こもごもが描かれていきそう。
そして、今は絶望している平助の心にも灯りがともりそうです
音楽は「あまちゃん」と同じ大友良平
これから、タツヤ(仲野太賀)とオカベ(渡辺大地)と青年部をたちあげるんでしょうね。
楽しみ~
毎年恒例、近くの緑道に花見に行ってきました。