毎週苦難の連続のヒロインを見て、見ている方にも忍耐力が必要だったこのドラマ。
なんだかんだ言っても、実話では成功してるみたいだし、ハッピーエンドなんだろうなと、思っていました。
なので、ラストの展開が予想外で驚きました
前回、和佳(奈緒)は、浜全体を外国資本に売り渡してしまったことに気づき、絶体絶命のピンチに立たされました。
どうやって解決するのか、私もハラハラでしたが、浜の全員が契約を破棄すれば、この話自体が白紙になると気づき、みんなに説得に回りますが・・・・。
波佐間(小西遼生)は、口が上手いからねー
他の船団丸の人たちは、上手く言いくるめられてしまいます。
もう打つ手がない!と思いきや、そこに出てきた業界ドン辰海(泉谷しげる)
辰海から圧力をかけられて、外国資本の企業は手を引きました。
辰海は自分が浜を救う代わりに、お魚ボックスを辞めろと和佳に迫ります。
そこで、和佳が出した結論は
和佳のお魚ボックスにかける情熱が伝わってくるシーンでした。
「これで手打ちにしましょう」と駆け引きも上手。
最後、お魚ボックスを辞めても、和佳に残って欲しいというさんし船団丸の人たちに啖呵をきる和佳
奈緒ちゃん、渾身の演技でしたねー
このドラマは、奈緒の体当たり演技が見事でした。
それを後押しする、堤真一をはじめとしたおじさん俳優さんたちもさすが
途中、組合長の嫌がらせとか、うんざりしたところもありましたが、勧善懲悪という形でなく、最後はいい人になって、みんなが幸せになったところも良かったです
単純にハッピーエンドではない形にしたのも、脚本が上手いなと思いました。
世の中には、数々の逆境にめげず頑張っている人がいるんだなーと勇気づけられた人も多かったのでは?
最後、和佳の息子スッ君(城桧吏)が大きくなって浜に戻って来ました。
この子・・・・どこかで見たことあるなーと思ったら、映画「万引き家族」でお父さんと万引きしてた子だよねー。
ナレーションはこの子だったんですね!大きくなりました