さて、予告通り、今回の記事はメドヴェージェフ大統領がなぜ、国後島へ行ったか考える。

理由はいくつもあるんだが、主だったものをあげてみる。

1) ロシア国内向けのアピール

おそらく、これが大きな理由であると思う。

プーチンの傀儡とみられる節が強いメドヴェージェフだが、

今回は誰も行けなかった北方領土に足を踏み込んだ。

これは、非常に強い国内向けアピールにもなり、また、自国の権益も同時に保護できる、まさに一石二鳥。


2) 東アジアのパワー・バランスの変化

短期的に見て、今は中国と仲良くしておかなければいけない。

なぜなら、超大国アメリカに勝てないからね。

しかし、長期的にみた場合、隣人の中国が確実に脅威となる。


3) 日本外交(政治)のもたつきとアメリカのどたばた

近頃、日本は尖閣諸島問題で非常に弱腰な態度を世界中に示した。

これで諸外国に「日本はゆすれば、言うことをきいてくれる」と分かった。


さらに、今、日本の頼みの綱であるアメリカは選挙一色で、オバマ政権は外交に手を出している暇はない。


4)ロシア西側が安定したから、東側をいまのうちにやっちまおう外交

ロシアは昔から、自国の右と左を見てきた。

そして、彼らは必ずどちらかに手を出してきた。

まるで、今日はあいつのところで、明日はこの子のところ・・・という具合にね。

MDやガス問題もひと段落したしね・・・。