今回は、メドヴェージェフの国後島訪問の話。

大統領府(以下、クレムリン)のウェブページによると、

メドヴェージェフは国後を訪問し、「インフラ整備」や「わずかなコストでの開発」の話を視察したそうな。


CNNによると、これに日本政府はすぐさま反応して、お得意の「遺憾の意」を表明したそうで・・・。


日本政府は自民党時代、北方領土に関して妥協はなかった。

しかし、麻生元首相の「まずは2島」あたりから、領土問題に関して日本政府の態度に変化が見られるようになった。

そして、とんちんかんな鳩山前首相が完全に「2島プラスアルファ」ということを主張した。


他方、ロシアはゴルビー、アル中エリツィンの時代、北方領土に関して「4島返還」で交渉につこうとしていた(より厳密に言うならば、交渉についていた)。

しかし、元KGBのプーチンが大統領になると、状況は変わった。

でも、プーチンは北方領土を訪問できなかった。


そして、メドヴェージェフは日本政府の外交のまずさと国内状況を見越し、今回、国後を訪問した。

これには、「国後島はロシアのもの」という強力なメッセージがある。

これは民主党政権に対ロシア外交の基本方針がないことに起因する。

というか、外交全般にポリシーがない。


尖閣諸島から始まる一連のぐだぐだで、民主党外交のぬるさを世界に示したしね。


予算委員会で「どういう対抗手段をとっていくのか」と聞かれて、

外務大臣、首相からは具体的な措置は聞かれない。


今後、気になるのはロシアの極東政策だ。

ロシアは隣人の中国が脅威となる。

それに対して、ロシア外交は変化するであろう。

これについて、じっくり考察してから別の記事を書こうと思う。



民主党外交に腹の底から憤りを感じる。いい加減にしてくれ。