竹林も大好きです。キッコウチク(亀甲竹)は見るだけでも得した気分になれるお目出度い性格。
シホウチク(四方竹 稈が四角い)の周りはミズヒキ等で秋めいていました。四方竹のタケノコって秋から冬に生えて、食べられるのですって。
天守台にも登りました。残暑が厳しくて、熱中症予防のために外出を控える日々。日本人はとっても少なくて、殆どが外国人、それも欧米人。彼らは紫外線が怖くないのかしら。露出度が高い。
寛永15年(1638年)に完成した天守の縮尺1/30の模型。
江戸の町にそびえ立っていたのでしょうね。
それまでも2回の焼失にあっているけれど、明暦の大火(1657年)で焼失してからは、天守は再建されなかった。戦いがなくなって天守の必要がなくなった?財政困難だった?明暦の大火で、江戸の町の復興が先だった?
タイサンボク(泰山木 モクレン科)の花後の実。
カクレミノ(隠蓑 ウコギ科)も実がいっぱい。どんなに暑くても秋が近づいているのですね。(9月10日)
できるだけ大木の下の木陰を歩きながら汐見坂を通って二の丸庭園へ。
徳川家康が入城した頃はこの近くまで日比谷入江が入り込み、海を眺められたそうです。
昭和天皇のご発意で武蔵野の面影を持つ樹林帯に整備された雑木林でマヤラン(緑の摩耶蘭 ラン科)を探します。
なかなか見つからなくて・・。前に見たのはもう2年前でした。
今年は咲いていないのかしら、と諦めかけていた時に、あっ、あった!
一度見つけると目が慣れるのか、あら、ここにも。
あっちの道はどうかしら。こっちは?
三の丸尚蔵館にも行く予定なのでそろそろ・・と思ってそちらの方へ行く雑木林の途中でもまた見つけて。
数ヶ所に咲いていて、まだ蕾のものもあり。目立たないので気がつく人も少なく、通りかかった人につい教えるというお節介をしていました。
(つづく)