日本橋から歩く『大山詣り』13-6 ✿ とうふ坂 茶湯寺の釈迦涅槃像 こま参道 元瀧 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

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山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

江戸時代より参拝者たちが豆腐を手のひらに乗せすすりながら登ったという「とうふ坂」。

 

 

 

 

とうふ坂の両側には旅館が並び、石垣には講社名が刻まれています。

「東京魚がし講」! 大山に限らず目にする機会がありますねえ。

 

 

 


千代見橋を渡ると旧道は新道と合流します。

 

 

 


名物の「大山こま」にちなんで名付けられた「こま参道」。お土産屋さんが並ぶアーケードの登山道です。
私たちはこま参道に入らずに左の道を行きます。

 

 

 


茶湯寺に寄りました。
百一日参りとありますね。死者の霊を百一日の茶湯で供養するのですって。同行者の中にもお母様の百一日参りをした人がいました。

 

 

 


供養に行くと必ず死者に似た人に会えるのですって。

境内には死者供養のための石仏がたくさんありました。

 

 

 

本堂には像長164.5㎝の木造寄木造りの釈迦涅槃像が安置されています。


網ガラス戸越しに拝観させていただきましたが、堂々とした涅槃の静かなお姿は心を落ち着かせてくださいました。

 

 

 

本堂の前にわらべの六地蔵さま。あどけない姿や表情に心が和みます。

 

 

 


こま参道に向かうところにあった大山街道のステッカー。これを見るとなぜか嬉しくなるのです。

 

 

 


私たちもこま参道に入りました。大山こまの看板が目立ちます。

 

 

 


「元瀧」という名前の旅館があったので、どこかに元瀧があるの?
これかな?「龗神の神」の額がある神社と、水はありませんでしたが禊に良さそうに整った滝がありました。

 

 

 


瀧の上には不動明王も。神様と仏様が一緒です。

 

 

 


「伊勢原ハイキングコース案内」の図。

大山をケーブルカーで行く人はこの看板の上を右に進みます。

 

 

 

私たちは大山寺に向かって石段を登ります。