元日の夕方4時過ぎの緊急地震速報音には驚かされました。
能登半島で起きた地震の速報なのに東京でもゆらゆら揺れ始め、これは現地では相当強い地震だわ、と想像がつきます。
「津波が来ます。すぐに逃げてください。高いところへ行ってください。東北沖地震を思い出してすぐに逃げてください」
テレビから流れる女性アナウンサーの悲痛な声は緊迫感に溢れていました。そうでしょう、震度7の地震を経験しているのですから。
輪島の街並み。
2019年4月に能登半島に行っており、テレビで報じられる地震が起きた珠洲市、穴水、輪島、金沢等を身近に感じていて、心配も一層つのります。
金沢には友達もいるし・・・。
この時の第一目的は輪島市・猿山の雪割草(ミスミソウ)を堪能すること。
穴水駅では遠藤関に迎えられました。こちらにも載せました。
岩倉山から下りてきたところの八世乃洞門新トンネル。
こちら側は輪島市。このトンネルの先は珠洲市です。
かつてここは断崖絶壁の難所でした。
安永9年(1780)、海蔵寺八世の麒山瑞麟(きざんずいりん)が浄財を集め寛政4年(1792)に、この絶壁にひとすじの道を通しました。
この石仏は安全を祈念して、麒山(きざん)和尚が建てたもの。
どうかこれ以上被害が広がることなく支援・復興が進み、被災された方々に早くいつもの日常が訪れますように。