日の暮れも早くなり、ススキの穂が出て来ると、「今は、もう、秋」の雰囲気十分です。
(イネ科ススキ属ススキ 尾花)
高いビルの敷地の一角に作られた空き地はこんなに草がいっぱい!
春には保育園の子が来て遊んでいたのに、これじゃ中に入れませんね。
これって、殆んどイネ科の植物に覆われていませんか?
ススキもイネ科だし、イネ科の植物の写真を撮ってみようかな。素材はいくらでもありそうだし。
と、思ったまでは良かった!のですが・・・、
空き地や植え込みの下や公園にいくらでも生えているこの見慣れた草は何でしょう。
よく見知っているのに、いざ名前は?となると何も知らないことに気が付きました。
幾つかのネットを見比べたところ、「メヒシバ」かな。
(イネ科メヒシバ属メヒシバ 雌日芝)
場所は違うけれど、これが「オヒシバ」かしら。
(イネ科オヒシバ属オヒシバ 雄日芝)
「シマスズメノヒエ」というのもあるんですねえ。
「スズメノヒエ」ではないですか、と言われたら No. と言えるほどの自信はありません。
(イネ科スズメノヒエ属シマスズメノヒエ 島雀の稗)
「カヤツリグサ」は子供の頃から知っていて、文字通り蚊帳を吊るようにして遊んでいました。
イネ科だとずっと思っていましたが、違うんですねえ。
(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属カヤツリグサ 蚊帳吊草)
草むしりをしなければいけないお庭をお持ちの方は、見るだけでも嫌になってしまうでしょうね、この組み合わせ!
普通に猫じゃらしと言っている「エノコログサ」。
(イネ科エノコログサ属エノコログサ 狗尾草)
そして自信がないけれど、「スズメノカタビラ」でしょうか。
(イネ科イチゴツナギ属スズメノカタビラ 雀の帷子)
イネ科らしい植物はいくらでもあって、初めは簡単に考えていましたが、なかなかどうして・・・。
知らない名前が沢山あって驚くと同時に楽しくもありました。
(つづく)