機動戦士Zガンダム 感想 | 403号室の住人のブログ

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ZZなんか見ちゃったから劇場版を含めてZガンダムをもう一回見直した。

Zガンダムは4回目くらい見たが、うむ私の読解力が上がったのか勢力図が更にわかる。わかりにくい3つの勢力がわかると話もまた違った面白みを見せる。そしてアニメのエンディングでのキャラクターの声優紹介でクワトロはシャアと表記され一番最初の主人公ポジションで紹介されるのもわかる。劇中ではシャアはエゥーゴの象徴的な存在にもなって。シャアに言わせればようやく道化になった。
結局の所Zガンダムはシャアに地球圏の人間の愚かさとニュータイプの限界をわからせるために作られたのかもしれないと思う。そして少数のニュータイプの革新(カミーユ)で世界は変わらない事をに気づいた。そう逆襲のシャアのための大きなフラグである。

そしてメインストーリの戦争のお話しに入る。グリプス戦役は少数の天才(シロッコやハマーン)と地球の引力に魂を引かれた人間の保身(地球連邦のお偉いさん)によって作られていてエゥーゴはアクシズとティターンズに踊らされている。
しかしエゥーゴは反地球連邦組織の大義名分ためティターンズと戦う。
そしてティターンズはエゥーゴを煽るためにG3ガスなどを使いエゥーゴからしたら悪の軍団となってしまった。
実際に戦局が大きく動くストーリーの肝の47話から最終話まではお約束の皆殺しの富野タイムの始まりでバンバンと敵や味方が死んでいく。
そこで一人の素質の高いニュータイプのカミーユは戦場での死者の思念を力にしてグリプス戦役を生み出したであろう悪の根源であるパプティマス・シロッコを撃破しグリプス戦役は終わらせる。
しかしニュータイプ能力をフルに使いすぎた代償かシロッコの意思までもニュータイプ能力の高いカミーユは吸収してしまいカミーユは廃人となってしまう。そしてハマーンとカミーユのニュータイプ同志の共鳴も無意味であった。つまりはニュータイプ同志が潰し合い人間のわかりあえると言うニュータイプの能力は有用に扱えなく人殺しや革命家としての価値しかニュータイプに見だせなかった。


話は新訳Zガンダムに変わるが結局カミーユは生の人間を抱ける大切さを見出し、閉鎖的で無くなり廃人にならずグリプス戦役を戦い抜いた。そしてハマーンはアクシズを地球圏内から離れさせミネバ・ザビを地球にて教育することにしてシャアのミネバ拉致を防いでZZガンダムを完全否定した。



うん、Zガンダムの面白いポイントはニュータイプのアクションかな?
ハマーン、シロッコなど信念の強いニュータイプが出現するがそれは地球人を腐った人間だとみなす危険な存在でしかなかった。だからシャアは絶望したのであろう。そしてカミーユも戦いの悲しさと業を背負い込んでしまい壊れてしまったのだろう
だからシャアは逆襲のシャアで地球潰しを実行したのであろう。


全体の話のおおまかなフローチャートは
ティターンズ(地球連邦)が毒ガスを使い一部の人間が反乱を起こして戦が始まる
             ↓
カミーユはその戦で両親が死にティターンズに敵意を抱き戦争に本格参加を決心する
             ↓
ティターンズはもっと毒ガスを使い人々を恐怖で支配しようとする悪の組織になる
             ↓
カミーユはシロッコこそティターンズの中枢で戦いと政治を楽しんでいる悪とみなし撃破する
             ↓
シロッコを撃破した代償でカミーユは精神崩壊をしておしまい

長くなりすぎたので面白い細かな日常や主要キャラとカミーユの絡みは割愛させていただく。