嫌われ者の勝利 | 林壮一の『マイノリティーの拳』レポート

嫌われ者の勝利

ティト

 21日、ウィンキー・ライトがホプキンスに敗れました。ちょっとサイズが違いましたね。

 両者と闘い、共に苦杯を喫したTITO・トリニダードは、ライトを応援していました。その気持ち、僕には良く分かる気がします。ライトは「ボクシングマガジン2004年の9月号(確か)」で、ホプキンスには「Number 632号(たぶん)」でインタビューしましたが、非常に対照的でした。
 メディアに友好的なライトと、屁とも思わないホプキンス。

 僕は1994年からボクサーの取材を重ねていますが、ホプキンスってのはマジで最悪です。本当に性格が腐っています(性悪2位はパーネル・ウィティカー)。ビジネスパートナーであるデラホーヤは別として、多くの選手に毛嫌いされているホプキンス。TITOは、是が非でもライトに勝ってほしかったんでしょうね。とても残念です。

 この写真はデラホーヤ戦の計量時のTITOです。僕のお気に入り写真でもあります。

 当時は、
http://www.byakuya-shobo.co.jp/boxing/reytime_hayashi/reytime18_millenium.html

という原稿を書きました。何か、遠い昔って気がするなー。99年だもんなぁ。当然か。