私のリウマチの記録です
医療を否定するものではありません
自分で自分を変えた日記です
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リウマチを発症して12年目
診断されたときは
あと10年生きられるかな、なんて
そんなこと考えてました
そういう考え方をしていました
この間違いに気付くまでに
10年もかかってしまったけれど
その頃があったからこそ
今は元気でいられると思っています
リウマチは自分の免疫が
間違って自分の関節を
攻撃してしまう病気
そうです
私は自分を攻撃していました
大切な人たちの間に挟まれて
行き場のない感情を
すべて自分の中に閉じ込めました
他の誰にも言えず
ただ自分の中に押し込めました
その頃の私には
その方法しか知らなかったのです
そして身体が悲鳴をあげても
その原因が何なのかも
考えられずにいたのです
20年程前位から
身体に異変が起きていました
痛み止めの薬が効かない
原因不明の痛みが
一年に一度から
半年に一度
3ヶ月に一度
そして
頻繁に痛みが出るようになりました
痛みで一睡も出来ないまま朝を迎え
全く起き上がれず
何とか総合病院の整形外科に
連れて行ってもらいました
その時はまさかリウマチだなんて
思ってもいなかったからです
血液検査の結果は
リウマチの数値が少し高いだけ
痛み止めの薬と
リマチルを出されました
二週間後
髪が抜け始めました
医者曰く
抗がん剤じゃあるまいし
その薬で髪が抜けるはずがない!
リマチルで髪は抜けます
その医者はリウマチ専門医では なく
私はその言葉に傷付きながらも
通い続けてしまったのです
リマチルを止めてからは
痛み止めしか出してもらえず
この痛みの原因が知りたい
この病気を治したい
こんな私の訴えに対して
『痛みの原因なんてわかるはずは
ないんだから
痛み止めの薬だけ飲んでいたらいいんだ。』
どうして病院を変えなかったのか
自分でもその頃の自分が
不思議でたまりません
不安は人の思考を狂わせます
その医者に
一年以上も通い続けたのです
ある日
看護師さんが
小さな声で耳元で囁いてくれました
『◯◯病院へ行きなさい。』
違う先生に紹介状を書いてもらい
すぐにその足で
今でも
お世話になっている先生の病院へ
向かったのでした
その時に
背中を押してくれた看護師さんに
今でも感謝しています
ありがとうございました