大変遅ればせながら。。
【士魂remember】終演致しました。
今回の舞台は、本当にアツイアツイ舞台で、いい舞台だったと思います!
主宰の野口さんがまずカッコ良くてカッコ良くて(><)
稽古序盤からもうそこに土方歳三がいるようで、身が引き締まる思いでした。
帆之亟さんをはじめ、先輩方の命をかけたお芝居に自分も負けじと必死に食い下がって芝居しました。
若手も凄く頑張っていたと思います。
もっとこうしたら芝居が良くなるよ、と僕は口で上手くアドバイスできないので、背中で見せるよう努めました。
汲んでもらえたかな…(><)
「古高俊太郎」
彼は、宮部鼎蔵らと共に、日本を変えるため良くするために、幕府を倒そうとしていました、、
が、
ついに新撰組に捕縛され、拷問され、耐えきれずその場所を吐いてしまい、かの有名な池田屋事件が起こったと言われています。
「痛かったんだろうな。。」
台本を読んだ時にまず思った感想。
「他ならぬ古高君だ、武士の一分にかけて自白はすまい」
と、その後に吉田稔麿が言うんですが、そこまで信頼されていた古高が会合することを吐いてしまう。。
どれ程の痛み、苦しみだったんだろうと。
そして同時に、これを伝えるにはどうしたら、と悩みました。
完成した芝居があれでした。
観て頂いた方はわかると思うんですが、やってても辛かったですね。
最前列のお客さんはずーっと痛そうな顔をされてましたね(^_^;
でも、その辛さを伝えたくて、そして1幕を締めたかったんです。
全体を通してもいいお芝居でした。
こんないい舞台に携われて本当に有難いです。
声をかけて下さった野口さん、萬さん、本当にありがとうございました。
「士魂」を持った共演者の皆さんにも本当に感謝。
そして、それを支えてくれた舞監の今井さんをはじめ、スタッフの皆さんにも感謝。
「花・虞美人」の舞台で演助として入ってから、スタッフさんがどれだけ支えて下さってるか、ということを身をもって知りました。
ありがとうございます。
何より、観に来て下さった大勢のお客様にも感謝感謝です。
ありがとうございました。
またこんないい舞台を作れるよう、日々精進します。
多謝。
また次の舞台でお会いしましょう!






