韋駄天十八番が死にました。

自分にとって2つ目の故郷である岡山で、一度だけ共演したことがある役者さん。
そこまで話した事もないし、どっちかというと好きじゃなかったので、連絡も取った事がなかった役者さんでした。

岡山大学を卒業して、地元の大阪に戻って、上京して。

1年ちょっと前に、古巣の岡山で久々に舞台に立たせてもらって、その時に韋駄天がちょっと話題に上がって。
そしたら韋駄天も東京で活動してるって聞いて。
あいつに負けちゃあいけないなと思って、頑張ろうと思って。

それから、また色々と舞台に立たせてもらって。

明日から稽古が始まる舞台では、演出助手として入らせてもらうことになって。

そんな中聞いた韋駄天の訃報。

つい1ヶ月前ぐらいに、韋駄天が岡山で殺陣の教室をやり始めると聞いたところだったのに。
韋駄天と仲が良かったその記事を書いた奴に話を聞いて驚いた。

病気がヒドかったらしい。

それでも体に鞭打って、最期の1週間前まで舞台の本番をやってたって。

正直訃報を聞いてヘコみはしなかったけど、何だか顔面を思いっ切りぶっ叩かれた気がして。

最近ショックな事があって、ヘコんでたんだけど、なーーにをやってんだ俺はと思わされた。

言葉を交わした事はないけど、韋駄天の生き様は少なくともここにいる1人の人間の心には届いたよ。

人間生きてりゃ誰でも死ぬ。

死ぬまで全力で生きよう。

俺の生き様が届くように。

韋駄天より1人でいいから多くの人に(笑)




韋駄天、お疲れな!
俺がそっちに行ったら、1回は飲もう!
1回だけでいいわ!


さーーて、気合い入れ直して顔晴りますか!!