こんにちは、smileです。
風景写真を美しく撮りたいと、
写真教室で学んでいます。
先生からのお薦めで、
小林秀雄氏の書籍を読みました。
「美を求める心」より
以下引用
すみれの花を黙って1分間眺めてみよう。
諸君はどれほどたくさんなものが
見えてくるかに驚くでしょう。
例えば、諸君が野原を歩いていて一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。見るとそれは菫の花だとわかる。何だ、菫の花か、と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのを止めるでしょう。諸君はもう眼を閉じるのです。それほど黙って物を見るという事は難しいことです。
中略
頭を働かすより眼を働かすことが大事だと言うのです。見るとか聴くとかいう事を簡単に考えてはいけない。
書籍を読んでの感想ですが、
私達は見たいように見て、
あたかも解ったかのように
解釈しています。
一輪の花の美しさを感じるには、
豊富な知識よりも豊かに感じる
優しい感情が大切であること。
見る、感じるということは
簡単ではなく努力や学ぶことが
必要であることが印象に残りました。
解らないものであっても閉ざさず見続け、
「美」を感じ、楽しみ、何を伝えたいのか
表現できるようになりたいですね。
そして、相手を(相談者)
心で見て感じ、聴く姿勢など、
カウンセリングマインドと
通じるところがありました。
見る聴く事を簡単に考えてはいけない。
学ぶことを疎かにしてはいけない。
この気持ちを持ち続けこれからも
相談者に寄り添っていきたいと思います。
本をお薦めいただいた先生、
ありがとうございました。
みなさんの夢を応援しています❀