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アメリカのオバマ大統領が先月24日国連総会で演説した。
この内容があまりにも内向きすぎて批判が相次いでいる。
演説では中東・北アフリカ政策にこれまで通り関わることを述べたが、
民主化支援を後退させると発言した。
これをうけてアメリカのメディアから袋叩きにされている。
従来までは、生物・化学・毒ガスなどの兵器の使用を
レッドライン(越えてはならない一線)として、
これらの兵器使用に対しては厳罰を示すことを明らかにしていた。
ところが、今回の演説でこのレッドラインを事実上ないものとして取り扱った。
さらに、「民主主義を力で強要できないなどと述べ、
アメリカのみで対処できる能力には、限界がある」と発言した。
これらの演説がアメリカ国民に与えた衝撃は大きく、
ワシントンポストは「自由より原油を愛しむようでは、
米国の復活はない」と見放された格好だ。
現実的な観点だと評価する専門家もいるが、大多数は失望したとの意見だ。
オバマ演説が衝撃的なのは、事実上アメリカ大統領がアメリカによる世界統治、
いわゆるパックス・アメリカーナを放棄したことを明言してしまったからだ。
これより、アメリカは普通の国家に戻る、ということを世界中に知らしめてしまった。
これを受けて、ほくそ笑むのは中国やロシアなどだ。
アメリカがG1でなくなった以上、
これらの国家が影響力を世界中におよぼそうと考えるのは当然だろう。
オバマ演説は中国の増長を招き、同盟国の不安をあおり、
シリアだけでなく、イランや北朝鮮に安心感を与えたのは明らかです。
日本も内向きになったオバマ率いるアメリカに対してどう対処するか、
真剣に考える時期が来ているのだろう。
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