前回は人生初の

「かなしばり」になった時の事を

書きました

  ↓ ↓ ↓ (こちらも読んでみて下さいね)



今日は「かなしばりPart2」!

人生で2回しか「かなしばり」になった事が

ないのですが、その2回目になります



確か…20代後半

既に社会人として働いていましたが

連休が取れたので、

母と旅行に行った時の話になります



初めは休みが取れる度に

よく1人旅をしていたのですが、

母が旅行をした事がないと知り

一緒に行こうよ!と誘い

何度目かの旅行でした



伊豆のとあるホテルでの出来事です



伊豆の旅館やホテルは

割りと古い所が多いですよね



昼間はいつも通りいろいろ観光して周り、

15時頃チェックインしたと思います。



フロントで受付を済ませ

案内の元、部屋に入りました



荷物を置き、お茶を入れると

担当の方は部屋を出て行きました

(担当の方もちょっと変に感じました

 チラチラこちらの顔色を伺って大丈夫かな?って

  感じでした…あくまでも私の見解ですキョロキョロ)



私は部屋に入った瞬間

ちょっと違和感を感じていました



普通の和室の8畳程でしょうか…



なんだろ?

ん………

なんか変な感じがする



昼間なのに少し薄暗い感じもするし…

どこが変?…



部屋の右奥…窓際…の天井の角…

 う〜ん…ベランダ?



窓を開けてベランダに出ると

隅っこにツバメの巣があります



ツバメはもういない…けど…

 


このツバメの巣辺りから

何か嫌なもの…嫌な気を感じます



私ってこういう嫌な感じっていうのを

感じる事が多くて…



小さい頃は頻繁にあって霊感あるのかな?

とか思っていたのですが、

大人になるにつれて、

そういう機会が減って行ったので

もう大丈夫だろうと油断していた時でした



嫌な感じはあったものの

日中は何事も起きませんでした



夕飯も部屋食で食べ、

温泉にも入って…



でも、何となく違和感を感じつつ

休む事にしました



なかなか寝付けずにいました

どうしても右奥の天井の角が気になります



そうこうしているうちに

いつの間にかウトウト…

眠っていたようです…



が、





突然、誰かが!

のしかかって来ましたびっくり



そして、それと同時に

かなしばりにかかりました滝汗



私は仰向けで寝ていたのですが、

両肩を両手で、

上からしっかり抑え込まれています



そして、怖くて目が開けられないのですが

もし、目を開けてしまったら

目が合ってしまうほどの至近距離…

ホント…鼻の先に顔があるのを感じます



荒い息を感じます

この時、大柄な男性ではないかと感じました



怖いっ




どうしよう…

動けない…

声も出ない…

目も開けられない…

お母さん!…お母さん、気付いて!…



すると、その押さえつけている男以外に

複数の人間が部屋にいる気配を感じます






えー!

どうなってんの?ガーン



男女の話声が聞こえますが、

何を言っているのかはわかりません



その内、畳のきしむ音がして

沢山の人が歩いています…

正確には目を開けられていないので

歩いていると感じます



耳を澄ますと…

どうやら私が気になっていた

右奥の天井角の方から

人が流れ出てくる感じです



そして、ドアの方へ歩いて消えて行きます



あまりの恐怖に目が開けられませんでしたが、

ふと、母が心配になりました



母はどうなっているんだろう?

私と同じ目に合っているんだろうか?



私は正面にいるそれを見ないように

顔を少しだけ横に傾けて

右目だけ薄く開けて母を見ました



母は暗くて良く見えませんが

眠っているように見えます

そして、何かブツブツ喋っています



誰かと会話をしているように感じました



どうしよう…

このままじゃやばい気がする



私は前に

かなしばりになった時の事を思い出しました



そうだ!お経だ!


南無阿弥陀佛…南無阿弥陀佛…南無阿弥陀佛…

南無阿弥陀佛…南無阿弥陀佛…南無阿弥陀佛…



今回はなかなか効いてくれず

随分唱えたと思います



しばらくしてやっと

のしかかっていた重みが突然フッと消え、

押さえつけていた肩が楽になりました



全身冷や汗の私はゆっくり起き上がり

母の方を見ました



母はスースー眠っています



時計を見ると夜中の2時過ぎでした



私独自の見解



違和感のあったあの角は

何かの通り道だったのではないか?

丑三つ時だけ開放され、時間になると閉じる



後で見つけたのですが、

その部屋のトイレの隅に盛り塩がありました



あの部屋に何かあるのは

間違いないと思います



そして、母が朝起きた時に

夜の出来事全部を話しました



母は自分が喋ってた記憶もないし

何ともなかったと言います



私は家に帰っても不安から

玄関と自分の部屋の四隅に盛り塩をしました



そして、しばらくの間、

外出する時には

塩を持ち歩くようになりました



今度、同じように部屋に入って

違和感を感じたら…

ちゃんと理由を言って

部屋を変えてもらおうかなぁと思います



後日談



押さえつけられた跡とか付いてるかなぁ〜

と恐る恐る見てみましたが

特に跡はなく…

ただ、全身めっちゃ筋肉痛になってました

力が入っちゃったんでしょうね



これはただの悪夢なのか…

それとも霊的なものなのか…

今でも分かりませんが、

あの時は霊だと思ってました不安



皆さんも

自分の直感を信じて

何か変だと思ったら避けましょう!



次回からはアラフィフの私が

中学生時代を振り返ります

あんな事…こんな事あったなぁ〜って



ではではまたグラサン



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