今から27年くらい前、私が27歳頃のことになります。
私の実家から一駅のアパートに越してきてしばらくすると憑依体質の妻が、最近よくアパートの階段から突き落とされそうになるとこぼしていました。
当時の私はどうしようもなく話を聞いていることしかできませんでした。まだ子供が2~3歳くらいでしょうか、猫もいて日々のオムツ替えにも忙しい日々でした。
食事が終わった休日の夜9時くらいだった思いますが、気が付くと妻の姿がありません。今のようにスマホも携帯もなく、連絡のつけようがありませんでした。
1時間ほどして、何かこれはまずいと感じ、警察に連絡しようかと思いましたが、まずは無事帰ってくるように真剣に祈りました。
祈り終わって10分ほどすると、ガチャンと玄関のドアが開き妻が帰って来ました。ほっと胸をなでおろしました。
「黙ってどこに行ってたんだよ」
「・・・気が付いたら屋上にいたのよ。自分でもわからないんだけど。どのくらい時間が経ったのかな・・」
「1時間以上経ってるよ、おかしいなと思って今帰って来るようにお祈りしたんだ」
「うん、遠くで誰かの声が聞こえた・・・。」
と、そんなことがありました。
真剣な祈りは届きます。
私は祈りによって、その祈りを受け取って下さった善霊によって何度も助けられました。
今は微力ながら今までの恩返しが出来たらと思い、日々過ごしています。
憑依の原因
――邪悪な地上人生を送った者が、死後にもまったく良心の呵責を感じないということはあるのでしょうか。
よくあります。何百年、時には何千年もの間、良心呵責を感じないままいることがあります。
――そうした霊が地上の人間に取り憑くということがありますか。
もし、両者の間に親和性(因縁)があれば、それは起こります。憑依現象というと一方的に霊の側に責任があると考えがちですが、実際は地上の人間に原因があることを知らないといけません。憑依されるような条件を用意しているのは人間の方なのです。
調和のとれた生活、正しい心がけと奉仕の精神にあふれた生活、我を張らず、欲張らず、独りよがりにならない生活を心がけていれば、憑依現象は絶対に起きません。
シルバーバーチの教え(新版・下)より
