人は神秘を学べば、何か道が開けると思いがちです。だが、霊的神秘は言葉で魂に伝わるものではありません。それは行為です。貴方がその神秘にふれるための行為によるのです。
世のすべての書を読み、知識を知りつくしても、人は依然無力です。それに至る道は唯一つ、日常の貴方の生活如何です。どんなに願い、憧れ、欲求しても無駄です。
肝心なのは人類への現実の奉仕です。それがつまらない床掃除であったり、人の嫌がる仕事であったり、好きでもない人のために身を低くして働いたり、愛の手を差し伸べたり――とても普通は出来ない事ですが――、それを、我を殺して、誰に認めて貰えなくても、やりぬくことです。
逆境にあってもくじけず、不正に対しても心を荒立てず、神は愛なるが故に、私が不正に立ち向かうことは、ある嘉(よ)い目的のためなのだと、その信を曲げないことです。
真実であれ、霊的生活の真髄はこれです。絶えず心の真実の鐘を鳴らしなさい。 人の魂の打ち鳴らす音は、高い世界まで伝わるもの、日々の生活はその試練です。
ホワイト・イーグル霊言集 より
霊的生活の真髄は現実的な行為です。霊的に目覚めると真理を求めて多くの本を読むでしょう。しかしながら得た知識、真理に満足出来ずに様々な本を次々に読み続ける方もいらっしゃいます。
それも良いかもしれませんが、自分自身にとってこれが真理だという本に出会えたら、知識だけに終わらせずに、その教えるところに沿って生きてみることが大切であると思います。
物質優先の地上世界での霊的な生活とは、実は現実的な奉仕によって徳を積み、愛と信念を貫き通すことでありましょう。
