明日はメルちゃの月命日です。
初めて迎える月命日。
家族の揃う日曜日で良かった。
ここ最近は1日中悲しむことは無いけど、
1日に1回か2回は、メルちゃんがいない現実に悲しくなってしまいます。
どんなにメルちゃんのことを思っても、もう二度と触れられないことが悲しくて、泣いてしまうこともあります。
朝晩のご飯をお供えする時は、メルちゃんご飯だよって、笑顔でいられるんですけどね。
ふと寂しくなる瞬間は、自分でもいつなるか分からず、出掛け先では出来るだけ考えないようにしています。
いきなり泣き出したら、ちょっと危ない人ですから💦
特に、夜の寝る前は悲しくなる率が高いかな。
真っ暗な中、何も考えることが無いと、ベッドの中でついメルちゃんのことを、考えてしまいます😢
泣いても何も変わらないのに。分かってはいるけど、喪失感って簡単には埋められません。
今までもブログには書いてきたけど、
メルちゃんとのことを改めて簡単に振り返ります。
メルちゃんが我が家にやって来たのは2005年の夏です。
8月7日の日曜日でした。
ちっちゃくて可愛い

シェーデッドクリームらしい耳元の黒い毛が特徴です。
私が社会人3年目の時のことです。
2004年の10月に結婚したので、まだ結婚1年目の時です。
共働きで、そろそろ赤ちゃんが欲しいなぁ。と思っていた頃でした。
私、妊娠したら仕事辞めたいって思ってて。
今思うと、なんてやる気のない3年目なんだって思いますが…😅
お客様と接するのは好きだけど、仕事はとにかく嫌でした。
その頃は、慣れた業務のハイテラーから、運用相談のローテラーになった頃で、
勉強することも沢山だし、かなり仕事が嫌になっていた時期でした

1つ上の先輩は優しかったし、課は違うけど後輩も出来たし、人間関係で悩むことは特になかったけど、
仕事内容が嫌で、仕事を辞めたいと思っていた時期でした。
結婚したらすぐに妊娠出来るなんてわけでもないのに、
まだ22歳で若かったからか、妊娠しないことになんだかプレッシャーを感じるようになってました。
毎月毎月、今月もダメだって落ち込むことも増えて、夫婦2人だけの生活になんだか飽きてしまい、夫が犬との生活を熱望し始めました。
私は共働きだから、寂しい思いをさせてしまうし反対だったんだけど、職場のパートさんで犬を飼っている人が多く、子犬の頃はほとんど寝ているし、大きくなっても寝ている子も多いし、朝晩にお散歩とかすれば大丈夫よ。
なんて、話を聞いたりして、
徐々に犬を飼うということが現実味を帯びてきていました。
6月くらいから少しずつ考え始め、職場のパートさんのお姉さんが、
長野でペットショップをしていて、ちょうどブリーダーさんに希望のワンちゃんをお願いすることが出来るって話を聞いたので、
夫の夏休みに、長野まで見に行くことにしたんです。
その時点でミニチュアダックスっていう犬種は決めていました。
ちょうど6月に産まれた子が2匹いると言われて、
その2匹を見に行くことに。
長野着いたら、まずはネットで調べた美味しと評判のお蕎麦を食べたりして楽しみました。
ワンちゃんを連れて帰って来たら寄り道も出来なくなりますし。
その後、ペットショップへ向かいました。
目の前には2匹のダックス。
1匹がメルちゃんで、もう1匹はメルちゃんの姉妹犬の黒のダックスでした。
見た瞬間、あ、この子!
って決めたのがメルちゃんでした。
長野からの帰り道。
箱から出さないで下さいねって言われたのに、
ずっとずっと、クゥーンクゥーンと、鳴き続けて、
本当にこんなにちっちゃな子が鳴き続きているけど、大丈夫なの?
って、心配になり、途中でつい箱から出して抱っこしてしまったんですよね。
そしたら、ピタッと鳴きやんで。
甘えん坊さんだったのかな。
着いた日は、びっくりするくらいおとなしくて、
全く鳴くことも吠えることもなく、
ご飯もパクパク食べて、なんて手のかからない子なんだって思いました。
でも、翌日からは共働き夫婦なので、
メルちゃんはお留守番。
お盆休みに入るからちょっとの我慢なんて思っていたけど、
今思うと、すごく可哀想な思いをさせてしまってました

そして、その後私に大変なことが待っているとは知らず…
それについても後で書きます。

働いていた頃、私が家を出るのは7時20分でした。
夫は8時前。
それからメルちゃんは1匹ぼっち。
急いで仕事を終わらせて帰って来ても、6時までは仕事だったので、家に着くのは6時30分くらい。(電車で3駅の支店へ配属されていたので通勤はラクでした。)
帰って来たら、毎日汚れまくったペットシートを綺麗にするのが日課でした。
この時から食糞も😱
メルちゃんは食糞のクセがあってかなり止めさせるのが大変でした

留守が多かったから仕方ないんでしょうけど

当時はブログをしていなかったし、
14年も前の記憶なので曖昧な点が多いですが、
我が家に来てから2,3日はご飯をちゃんと食べていました。
子育てもしたことなかった私ですが、初めはミルクでふやかしたフードをあげていて、
人間の赤ちゃんみたいだなぁって思いました。
あの時あげてたのは、ユーカヌバです。
しかし、そのあと急に食べなくなってしまって、心配してペットショップに電話したりもしました。
吐いたこともあったかな。
けど、そんな心配も一時的なもので、環境の変化による食欲不振だったようで、そのあとは大きな病気せずに元気にしていました。
ただここで問題が。
お盆明けに私、体調を崩してしまいまして

ブログにも、何度か書いてますが、
亜急性壊死性リンパ節炎(菊池病)になってしまいました。
今は組織球性壊死性リンパ節炎と呼ばれています。
怖い病気では無いのですが、なかなか厄介な病気で、治療方法はなく自然治癒を待つしか無いんです。
1ヶ月近く高熱が出る人もいますが、予後が悪いものではありません。
ステロイドが効く場合が多く通院治療の自宅療養する場合が多いそうです。
ただ、私の場合はかなり酷くて、さらには原因もなかなか見つからず、1ヶ月くらいの間ひたすら自宅安静と通院を繰り返していました。
お盆過ぎに頸部のリンパ節が腫れて、ピンポン玉くらいになり、40度の発熱が続いたままの1ヶ月。
原因は分からないし、熱は下がらないし、食欲も落ちて痩せてきてしまい本気で死ぬんじゃ無いかと思いました。
メルちゃんが来て1週間するかしないかくらいのタイミングだったから、
ワンワン吠えても構ってあげられず、
どうかしたら、ペットなんて飼わなければ良かったのに。と思うほど

病気だったとはいえ、メルちゃんには本当に申し訳なかったです。
私はその後、9月の中旬に入院することになり、
夫は2週間とか1ヶ月くらいの長期の海外出張が多かったので、メルちゃんは、ペットホテルのお世話になることが多かったです。
ワクチンもまだ打てないので、メルちゃんだけ特別に別の部屋にしてもらえたのですが、
きっとこの時寂しい思いをしてしまい、分離不安になったのかも。と思ってます。
私は、入院してすぐに、病名は判明したので、
命に関わるような病気では無いことは分かったのですが、
今までの症例に比べて、とにかく何もかもが酷い数値で、ステロイド治療もしていたため2ヶ月ほど入院することになってしまいました。
11月中旬に退院することになり、
やっとメルちゃんとの生活が始まりました。
病気をしていたので、ちっちゃくて可愛いメルちゃんとの記憶があまり無いのが残念です。
戻れるならこの時に戻りたいなぁ。
なんて思ってしまいます。
ワクチン打って、やっとお散歩が出来るって頃になったら、
毎朝夫がメルちゃんとお散歩をしていました。
ちっちゃくて可愛いメルちゃん。
よく小さな子から声をかけられました。
メルちゃんは犬嫌いだけど、人間は大好きで、吠えたりすることはありませんでした。
あのちっちゃかったメルちゃんにまた会いたいなぁ。
もちろん、シニアになってからのメルちゃんもとっても可愛かったけど、
過去に戻れるのなら、小さいメルちゃんも大きなメルちゃんも、どんなメルちゃんでも良いから会いたいです。
抱っこしたいです。
それはもう叶わないけど、また夢でも良いから会いたいなぁ。
大好きなメルちゃん。
息子よりも前から一緒にいて、息子は幼稚園や学校があるから、家で過ごす時間を考えたら、
明らかにメルちゃんとの過ごした時間の方が長いんですよね。
人間よりも寿命が短くて、いつかはお見送りすることがあると分かって迎え入れたメルちゃんだから、
私よりも先に旅立ってしまったことは、当たり前のことだし、メルちゃんにとっては私達がお見送りしてあげることが幸せなことだと思ってますが、
やはり悲しみは消えません。
けど、メルちゃんとの14年間の幸せな日々は、メルちゃんがいなかったら感じることの出来なかった幸せだから、
メルちゃんと過ごせた日々が私にとっての宝物のような毎日でした。
このブログを書きながらも、何度も涙が出て来てしまい、
書きたいことがまとまっていないのですが、
特に、最後の覚悟をした14歳の誕生日前後のこと、
自宅で点滴をするようになった去年の12月のこと、
本当にお別れをすることになってしまい、病院で長く無いことを告知された前後のこと。
そして、お別れの時までを、
気持ちの整理をつけながら、ブログに綴っていきますね。
辛いだけのブログではなく、メルちゃんを愛するからこそのメルちゃんの記録です。
そして、亡くなる前後、私がどんなことを思ったか、そしてどんなことをしたか、そんなことも書きたいと思ってます。
縁起でも無いけど、いつかお別れをする大事な大事なペットがいる方にも読んでいただきたいです。
いざって時に、知っていると知らないとでは、気の持ち方も違うし、ああすれば良かった。みたいな後悔も無くなると思います。
話がバラバラと飛びがちですが、
またメルちゃんとのことを書きますね。
とりあえず今日はこの辺で。
メルちゃん、大好きだよ


