この夏に、学生時代の塾のバイトのメンバーでBBQをしてきましたが、
それから数ヶ月。

まさか、悲しいお知らせを聞くことになるなんて。

またみんなで会いたいな。なんて思っていたのに。

もう、危ないかもしれないなんて言われていた祖母だって、何年も生きていたのに、
この前普通に一緒に過ごした元気な人が、突然いなくなることは、思ってもいないだけにショックが大きいです。

もちろん、永遠のお別れは誰とだろうと悲しいものだけど、何の心構えもしていないお別れは、
本人も、ご家族も、周りの人もより辛いですよね。


そう考えると、病気にはなりたくないけど、ある程度の期間準備が出来るような病気の方が、気持ちの整理がつきやすいな。なんてことを不謹慎にも考えてしまいました。


朝起きて、ご飯食べて、お風呂入って、寝て、
また朝起きたら当たり前のように1日が始まる保証なんて、誰にもないことくらい分かってはいるけど、
だからってまだ、身近な人が亡くなるには早すぎます。


私が塾へ通っていた時からお世話になった室長。
講師として、バイトをした時もお世話になった室長。
息子が生まれた時にお祝いをいただき、
少し息子の手が離れるようになった幼稚園の頃、
短期で教えて欲しい子がいるって頼まれて、
高校生に英検対策として講師に復帰したこともありました。

私のいた塾を辞め、別の塾を始めたので、家の近くでは無くなりお会いする機会は無くなりましたが、
年賀状のやり取りは毎年してました。

最後の臨時講師のバイトは、息子が4,5歳の頃なので、
ちゃんとお会いしたのは7,8年ぶりでしたが、
当時のバイト仲間とみんなでワイワイ過ごした夏のBBQ。

あの時もっとお話していたら良かった。
あの時の私に伝えたい。
その前に、室長にお身体気をつけて。と伝えたい。
突然倒れて、1週間ほど治療をして残念ながら昨日亡くなったと伺いました。
現時点では、詳しい情報はないので分かりませんが、
今もまだお仕事されていたし、
恐らく、心臓とか脳なのかな。と思います。
急に寒くなりましたし。

またみんなで会えるって思っていたのに。

あの時こうしていたら。って後悔は、
生きているからこそ出来ることだけど、もしも、明日が来なかったら。
後悔することすら出来ない。

当たり前のことだし、分かっていたことだけど、
こうやって身近な人の死を前にして、
今を精一杯生きなくてはいけない。
ということを教わりました。

日曜日に、夫と2人で最後のご挨拶に行ってきます。バイトの人たちも来るそうです。
バラバラと行ってもご家族にご迷惑をおかけしてしまうし、ある程度まとまって行く予定です。


夫も同じバイト先だし、結婚式でもスピーチしていただいたし。
まさかのお知らせに、なんだか信じられなくて、実感がありません。


学生時代の室長、バイトの時の室長と言う関係で、大人になってからはほとんど会っていなかった私でも、こんなにも、悲しく、辛いのに、ご家族のことを考えたら言葉が出ません。

ご冥福をお祈りいたします。


室長から出産祝いに頂いた絵本。
息子への読み聞かせに使いました。
大人が読んでもステキなお話ですよね。

小学校の読み聞かせボランティアでも、毎年必ず読んでいます。



最後のページに一言書いてあるんです。
室長のサイン入り(笑)


この絵本は、これからもずっとずっと大切にします。
この絵本を見たら室長を思い出します。
今までありがとうございました。