ニュースでやってる小児の臓器移植。

考えさせられるなぁ。



待っていた立場から提供する立場へ。

待っている気持ちが分かるからこその決断だと思うけど、

自分に置き換えて考えると、私は全く答えが出ません。

そして、立場が変わると考え方もきっと全く変わると思います。

私は、どちらかと言うと提供したくないな。と、常日頃思っています。

けど、人ってなんて自分勝手なんでしょうね。

移植でしか助からない病気があり、
移植が唯一の治療法と聞いた時、

私はきっと移植を希望すると思う。

でも、


自分が助かるためには、誰かの死がないと成立しない。って、
当たり前のことだけど、なんだか私には辛いです。


そして、
自分や家族が提供する側になった時。
自分は移植を希望しておきながら、
提供することを拒んでしまうような気がしてます。

だって、脳死って、確かに死ではあるけど、
身体は温かいんですよね??

寝てるような状態なのに、死を受け入れることは難しそうだし、
まして、そこから臓器を取り出すなんて…。


でも、大切な人がどこかで別の場所で生き続けると考えることも出来るでしょうし、

また、今回のように、移植を待ってる人へ、命のリレーとして光を与えることも出来るでしょう。

答えがないし、個人個人考え方が違うから、
提供するもしないもどちらも、
選択する自由と権利があるけども、


出来ることなら、悲しみの上に成り立つ幸せではなく、


再生医療の進歩の上に成り立つ幸せが増えたらいいなぁ。と思います。



現に、既に人工臓器もありますが、やはり臓器そのものを作るような再生医療があれば、
夢のようだろうなあ~♡

でも、クローンで臓器を培養するとかの話になったら、それはそれで怖いですよね。


臓器だけを作るより、クローンを作って必要な臓器を取り出したほうが技術的には難しくない気がするけど、

それってクローンとは言え人なわけだからめちゃめちゃ怖いし、倫理的にやっちゃいけないし…(>_<)

色々と難しいだろうけど、

今回のように移植でしか助からないような病気が、
命のリレーとしての移植ではなく、
培養とか人工とかの臓器移植を受けることにより助かるような未来が来るといいなぁ。


なんてことを、昨日のニュースと今日のニュースで考えてました。


学生の頃のゼミが、
生命倫理だったので、
具体的には、クローンのこと、脳死や臓器移植のこと、尊厳死のこと、代理母出産や不妊治療など、
様々なテーマを扱っていました。

だからなのか、この手の話題はやはり今も興味深いです。

学生の時と、子を持つ母としての今の私の考え方も、色々と変わってきていると思うので、

学生の時よりもさらに気になる話題です。